一部教職員の言論の自由に対する不当な圧力について(要望書)
小川恵一学長、高井禄郎事務局長
最近、本学教職員の一部に学生の意見発表に対して不当な圧力をかける動きが学内に現れたので、ご善処をお願いしたく、以下の要望を申し入れるとともに、大学内外に発表します。
これは矢吹の中国研究の後任人事凍結に対する「緊急アピール」に対して、積極的支持の意見を発表したある学生に対して、一部教職員が不当な言いがかりをつけたものであります。
この学生は学業のほか、社会的活動にも積極的に参加している優秀な学生であります。そのメールの末尾に「某クラブ事務局長」、「某実行委員会委員長」という二つの肩書がありました。これに対して「まるでそれぞれの組織全体の総意であるような大きな誤解を大学側に与えた」と一部教職員が各組織の関係者を難詰した由であります。
当該学生は「某クラブ」なり、「某実行委員会委員長」の活動に積極的に参加していることは事実でありますが、それぞれの組織の代表として私のアピールに対する支持を表明したものではないことは文意から明らかであります。すなわち社会的な活動にも積極的に参加している優秀な学生が「個人の名において意見を表明した」ものであることは、誤解の余地のないものであります。
一部教職員が教育・保護に努めるべき本学学生に対してこのような不当な圧力を加えることは許し難い暴挙であり、大学としてあるまじき行為であります。このような言論の自由に対する圧力の再発を防ぐための教職員向け文書の発表など具体的な措置を講ずるよう要望します。
2002年9月7日
文責:横浜市立大学商学部 矢吹晋
賛同者:
商学部 平智之
理学部 一楽重雄
この「一部教職員」の発言が事実であるのならば、釈明あるいは事実説明を求めるべきではないでしょうか。小城原新 横浜市立大学・医学部・公衆衛生学
今朝,先ほど拝見したばかりです。賛同いたします。商学部
永岑三千輝
週末に研究会の合宿をしていましたので、遅くなりした。賛同者に入れてください。とんでもない話です。商学部
吉川智教
以上、2002年9月9日現在