ニート(Not in Education, Employment, or Training )の増加など、日本の若者層をめぐる問題
ニートとって何だ?
どのくらいの数がいるのか?
どうしてニートになるのか?
イギリスでは?
なぜニートが増えているのか?
学生諸君は、新しい学部に入学して勉学に前向きに臨もうとしているが、そうでない人は身近にいるか?
どういう人か?
日本全国、いや先進国で増えているというが、どうしてか?
先日、大学評価学会という学会で、年収400万円以下の家庭の子供が大学に進学することはきわめて困難になっている、といった報告があった。学費無料化の国連決議が、日本では批准されていないという。(大会プログラム:第4分科会「2006年問題」を参照)
学費はこのままではどんどん上がりかねない。
この問題も、掘り下げて考えるべき論点をたくさん持っているように思われる。
■ 『村上龍、金融経済の専門家たちに聞く』【メール編:第307回目】
Q:546
フリーターの増加、ニート(Not in Education, Employment, or Training )の増
加、子どもの学力の低下などが指摘され、日本の若年層、子どもを巡る状況は希望に
満ちたものとは言えないようです。本当のところ、昔(高度成長時)はどうだったの
かという疑問もありますが、日本の若年層と子どもを巡る教育・雇用の現状と、将来
的な経済への影響について、考えをお聞かせ下さい。