参考文献:大塚久雄『欧州経済史』岩波現代叢書(1000円)

 

歴史(経済発展)の大局を理解するために。

 

 

一、はじめに

基礎的諸概念の確認

大塚久雄の見地・・・・・「経済学と歴史学とが相互に十分に浸透しあわなければならぬ」・・・・・・・・・・・・・私の見習う見地

 

 

二、資本主義

資本主義Kapitalismuks, capitalism, capitalismeとはなにか?

何が、奴隷制や封建制の経済システムと違うのか?

 

 

資本主義にはどのようなものがあるか?

 古代には?

 中世には?

 近代には?

 

 

資本主義とは、

単なる「営利(=利潤追求)」か?・・・L.ブレンターノやM.ウェーバーの使い方。

 

それとも、

 「近代の西ヨーロッパの諸国やアメリカ合衆国などで世界史上に現われてきた近代に独自な生産様式」

 

 

資本主義という以上、古い時代から現代の資本主義に至るまで、共通する特徴があるはず。

 

古い時代の資本の形態は?

 

 近代以降の中心的資本の形態は?

 

それらの共通性は?

 

しかし、古代や中世の経済生活と近代・現代の経済生活のあり方は違う。 

古い時代にには資本主義は社会の中心にはない。近代社会は発展すればするほど、資本主義が中心となる。

それらに区別が必要。

 

 

区別の基準は?

 流通:

  商業資本・商人資本

  高利貸し資本

 生産:

  産業資本

 

 

G(Geldの略で、貨幣のこと)

W(Wareの略で、商品のこと)

G’(G+Δg) もとのGに対する増加部分

 

 

G-W-G’

 

G・・・・G’

 

GW・・・・P・・・W’G’