教養ゼミA4クラス

2005614

1時間目:A4一枚にまとめてきた各人のテーマに関する議論

 

2時間目:実習(学術情報センター2階ガイダンス室=元セミナー室A:)

学術情報センターでパソコンに向かって、実地に検索などの作業をしてみる。

アクセス自由の必須データベースを2〜3点選び、それを実習[1]

 

 

-------------------実習の趣旨------------------

学生が教養ゼミを通じて、

1)興味あるテーマを如何に見つけ、さらにそのテーマに関して、掘り下げて検討すべき問題点や新しい見方を如何に見つけていくかということ、

2)そのテーマに関する情報を如何に幅広く収集するかということ、さらに、

3)得た情報の正当性、客観性を如何に評価するかということ、そして最後に、

4)それらの情報や自分で得たデータを土台に、如何に自分自身の独創的・創造的な考え方や理論を構築していくかという

4段階の基本的手法・方法・技能を体得し、それぞれに自分の研究レポートをまとめること。

 

そこで、それぞれの考えてきたテーマに対して、

@        そのテーマに関して、掘り下げて検討する価値のある問題がどのようなことなのかということを、自分自身の考え方を基本にみなの意見を聞くことや(テーマや問題の発見・設定→テーマや問題の絞込みや具体化など、問題設定の第1段階)、文献検索して得た情報、などを参考にして検討することの重要性(文献検索の第1段階)、

A        さらに追究すべき問題(問題・検討対象・検証対象の絞込みなど、問題設定の第2段階)に関してのより詳細な客観的情報を如何に得ていくか(文献検索の第2段階)、を実際にパソコンを前にしながら、実習してみる(実習の位置付け)

 

 今までのゼミで、当然、第一段階(クラスでの議論や文献検索の第1段階)は終了して、その結果がそれぞれ考えてきたテーマとなっているはず(べき)なのですが、ゼミの皆さん、実際はどうでしょうか?

みんなで実習室で、いっしょに作業してみて、それぞれに次の段階への技法・技能を磨きましょう。  



[1] 学術情報センターからのコメント

各人それぞれのテーマに沿って、どういう情報探索が必要かを前提に、それにマッチしたデータベースその他の情報検索を指導、かつ実習させるのは、マンツーマン指導になります。これについては、学生個々が、レファレンスカウンターおよびレファレンス事務室を尋ねることが必要です。学生の学習支援サービスとして、取り組んでいます。