I621日 各人のテーマおよびそれに関連して実習で発見した文献をもとに、議論。
 614日の図書館における実習・図書検索で、各人3冊から8冊、ないしそれ以上、各人のテーマに関連する文献を見つけた。

これらをもとに、直接文献を手に取って検討した結果、あるいはこの間に読み進むことができた段階での問題関心の進化・ないし深化、テーマの展開ないし絞り込みの状況などに関して、前々回、および前回の小論文ペーパーや各人のノートなどをもとに報告・討論。

A.みんなで検討し、決めて欲しいこと。

1)自分のテーマについて調べるにあたり、みんなの意見を幅広く聞きたいと思う人は、来週や再来週に発表することを選択。

2)自分のテーマについて自分なりに調べて自分なりにまとめた内容について皆と議論したいと思う人は、後半(3−4週後)に発表することを選択。

 

グループごとに大体の順番・日程を決め、6グループの代表が全体的に調整する。


J628日 各人のテーマの報告、討論(8)
 1)                   2)                3)                  4)
  5)                   6)                7)                  8)

K75日  各人のテーマの報告、討論(8)
  9)                   10)               11)                 12)
  13)                  14)               15)                 16)

L712日 各人のテーマの報告、討論(8)
  17)                 18)              19)                   20)
  21)                 22)              23)                   24)

M719日 各人のテーマの報告、討論(8)
  25)                26)               27)                   28)
  29)                30)               31)                   32)

N726日 総括的な議論、および、全体の教養ゼミの授業改善のためのアンケートなど。

 A4クラスの教養ゼミレポートは、7月の講義中(719日まで)または、報告討論の終了後1週間以内(最終日26日まで)に提出のこと。

 

*****  

提出先:講義中の場合以外は、永岑研究室・文科系研究棟439

連絡先:E-Mailnagamine@yokohama-cu.ac.jp

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オフィスアワー:金曜日5時間目・文科系研究棟430、または539の演習室。連絡は、永岑研究室(439)まで。e-mail(アドレスは上に)による問い合わせも可。

 

 

 

 

上記と平行しつつ、時間の余裕などを見ながら、

同一テーマ(同一小論文)をもとにした全員の議論:

教養ゼミA4クラスで続けてきた同一の全体共通テーマでの短文(小論文)を読み、自分なりに考えをまとめ、それに基づいて意見交換するという方式も、残りわずかだが、継続したい。

 

1)いろいろな事柄をできるだけ客観的かつ正当に分析・評価すること、そして、決して独りよがりでなく、目先の利害を乗り越えた「真実」を追究することの重要性とそのための方法論こそが、大学で学ぶことの最も重要なことの一つであることを、この教養ゼミで如何に「強調して」教えていくか。

2)ある特定の人の意見・あるいは何らかの客観的情報を第三者に伝えるときに、そのことに対する自分自身の評価や考え方を付記することの意義。つまり、どんなに正しいと思われていることでも、常に、あくまでも基本的な観点から自分自身の解釈や評価を付け加えることの重要性。なぜなら、世の中で「常識的」、「一見正しいこと」が必ずしも真に正しいことでないことが過去にたくさんあったこと(歴史的真実)。そのためには決して独りよがりでなく、客観的な意見を述べるための日々の努力。つまり正しい情報収集とその評価こそが、これからの情報社会においてますます重要になること。

3)過去に体験したこと(自分自身のみではなく、先輩や親、先祖など何らかの共有感をもてる人たちの体験も含む)を如何に将来の人類の役に立てるか、つまり文化や歴史を勉強する意味を再確認すること。