帝国主義諸国の世界争奪戦(植民地・領土・権益・資源)
参考文献:
@ハルガルテン『帝国主義と現代』1967(1968)
「T 帝国主義の運命」より、
1870年代から第一次世界大戦の終わりまで・・・・・古典的帝国主義の時代
世界の広範な地域で君主制・封建制
ヨーロッパを中心に少数の諸国家が近代化・工業化・大企業・大金融業(大銀行)の発達
第一次世界大戦の帰結・・・・ヨーロッパは空前の窮乏と一般的危機・・・・敗者も勝者も共にその影響を受けてヨーロッパの威信失墜。
致命的な戦闘と深刻な農業問題とによって半身不随となった弱弱しい資本主義
世界の広大な地域の植民地を従属させていた「列強相互間の摩擦の激化」
Aフリッツ・フィッシャー『世界強国への道』T(1972年)・U(1983年)、岩波書店
Fritz Fischer, Griff nach der Weltmacht-Die Kriegszielpolitik des Kaiserlichen Deutschland
1914/1918、Duesseldorf 1961