ドイツ民族強化全権・ヒムラー
(親衛隊全国指導者Reichsführer SS・ドイツ警察長官)
ブルーノ・ヴァッサー著
『ヒムラーの東方における地域開発計画
-東方全体計画-1940-44年ポーランド』
Generalplan Ost(東方全体計画あるいは東方総合計画)
(Basel, Berlin, Boston 1993)
計画された大ドイツ帝国(Geplantes Großgermanisches Reich)と
ドイツ化すべき東方の生存圏(einzudeutschendes Lebensraum in Osten)
・・・・A-A-Linie:
アルハンゲリスク・アストラハンのライン
=バルバロッサ作戦最終目標
(Endziele des 'Unternehmens Barbarossa-Russlandfeldzug)
1938年段階のドイツ人87545000人の
定住地域(当時の教材より)
「新しいヨーロッパは、打撃不可能」
(戦争3年目、1942年段階の勢力図)
総督府
(国外)移住Aussiedlung・・・1939-41年実績(1941年の展示会資料)
ポーランド占領後、ドイツに併合(編入)した地域からポーランド総督府各地へ
(ポーランド人とユダヤ人を追い出し、東方の民族ドイツ人を連れてきてドイツ人定住地域として打ち固める)
移住させる実行主体は、Chef der Sicherheitspolizei und des SD、
すなわち、治安警察・保安部長官(ハイドリヒ)
「1939年10月から1941年3月までに、40万8525人のポーランド人とユダヤ人が移住させられた」と。
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東方全体計画のための
労働投入・資金の見積もり(計画)
入植地に建設する費用の見積もり:
都市・地域ごと。
強制収容所の建築計画書類:
武装親衛隊・警察の建物
建築責任者・・・R.F.SS(親衛隊最高指導者)
1939-44
ルブリン地区の強制収容所
1941年11月17日および21日の
ルブリン特別裁判所判決公示:
供出割当の供出に従わなかった農民の死刑判決