西洋経済史総括(NMrepNo3)

 

 

私は、自分の体験に直結した授業ほど面白く感じると思っている。そういった意味では、当初私自身はヨーロッパに行った経験がなく、予備知識もほとんどといっていいほどない状態でこの講義を受け、面白く感じるかどうかという、おこがましいかもしれないが、一抹の不安はあったのである。けれども、実際ヨーロッパを見てきた、先生や本講義を一緒に受けられた方々から、発言の場で貴重な情報をお聞きすることができ、教科書や本で書かれたとおりでない、新鮮な刺激を受けることができた。また、今まさにヨーロッパで起こっている諸問題・・・たとえば私にとって興味がある分野として外国人労働者問題など・・・について、さまざまな視点からの意見を聞くことができて、非常にいい勉強になった。これらは、本講義ならではの醍醐味であると、私は思っている。研究内容についての感想を述べると、昨年起きたフランスにおける暴動問題については、まさに現時点で発生している問題について取り扱えて、とても勉強になった。

このように、議論・研究からヨーロッパの持つ課題や将来について、自分なりに考えるといった姿勢は本講義から学んだのである。

結論としては、私にとって、本講義はとても楽しく、また有意義な時間であった。

永岑先生、そして一緒に受講した皆さん、本当にありがとうございました。

 

以 上