(1)対象
 ・・・・自然現象・物理化学の現象などとちがって、


 人間そのもの、
 人間・社会の利害対立・理念対立・政策対立、
 同じ理念・同じ利害・同じ政策の人々の連帯・結合、
 別々の利害・理念・政策の間のさまざまな次元での紛争、
 極限としての幾多の戦争の現実

 
・・・それだけに、立場・陣営・時代などによる
見方(見えてくること)のちがい(対立)がでてきます。

 それと直接間接に関係するのが史料です。


 新聞・テレビ・インターネットなどで報じられるニュースは、まさにこうしたさまざまの問題(人によって評価が対立する対立的問題)です。

 われわれは、そのような大小無限の問題群(立ち向かい、解決し、克服すべき課題群)の中で生活しているわけです。


 どのような問題・課題を自分の問題・課題として選ぶか、それが人によって違います。



余談