第9号 42年1月の一ヶ月間
パルチザンの活動が厳冬期に入っても後退しないという見解は、たんに確証されただけではなく、むしろ、容易ならざる情勢の先鋭化が起きていることが確認できる。
C.ユダヤ人
ユダヤ人の態度は、これまで同様、明確に反ドイツ的であり、犯罪的である。
オストラントからユダヤ人を可能jな限り完全に清掃してしまう努力が為されている。
射殺はいたるところで、世論にはまったく気づかれないように遂行された。
住民のなかでは、いや残されたユダヤ人のなかでさえ、しばしば、ユダヤ人はたんに移住させられただけだという確信が広がっている。
エストニアは完全にユダヤ人を一掃した。
白ロシアでもユダヤ人一掃が進行中である。これまで民政統治に委ねられた地域のユダヤ人の数は、13万9000人となった。
3万3210人のユダヤ人がこの間に、治安警察・保安部のアインザッツグルッペによって射殺されたerschossen)。