ヒトラーの194211日(連合国26か国宣言)以降の
「ユダヤ人絶滅」を正当化する公然たる演説

130日 有名な「目には目を、歯に歯を」の国会演説。





私は、1939年9月1日に(これはヒトラーの記憶間違いで、正確には1月30日)、すでに述べておいた。
ユダヤ人は、
ヨーロッパ・アーリア諸民族が根絶されると見ている。
しかし、戦争は、ユダヤ人が想像しているようには終わらない。
その
逆に、この戦争の結果は、ユダヤ民族の絶滅となろう。初めて、今回こそ、本物の古いユダヤの法律が適用される。すなわち、「目には目を、歯には歯をだ」。


ユダヤ人・・・あらゆる時代を通じての世界の敵





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3月27日、ゲッベルス日記
      ・・・「詳しくかけない残虐極まりないこと」ルブリン地区から




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118日 「諸君は私が次のように明言した国会のことをまだ覚えているだろう。私はこういったのだ。ユダヤ人たちが国際的な世界戦争を引き起こして、ヨーロッパ諸民族を皆殺しにしようと思っているなら、その結果はヨーロッパの諸民族の皆殺しではなくて、ヨーロッパのユダヤ人の皆殺しとなるだろう。人びとはつねに予言者としての私をあざ笑った。だが当時、私を笑った者のなかで多くのものが、今日もう笑っていない。そして、いま笑っている者も、おそらくしばらくすればもう笑わなくなるだろう。[1]

 

(1939130日の国会演説とは、重要な点でちがっている。「もし国際金融ユダヤ人がふたたび世界戦争を起こしたら、ボルシェヴィズムの勝利、従ってユダヤ人の勝利ではなく、ヨーロッパのユダヤ民族の絶滅となろう」としていた。

ところが、
 42118日の時点は、スターリングラード攻防戦の最中であり、「ボルシェヴィズムの勝利」とか「ユダヤ人の勝利」とかの言葉を一切使っていない。対比させているのは、
「ヨーロッパ諸民族の皆殺し」「ヨーロッパ・ユダヤ人の皆殺し」とである。)














[1] セバスチャン・ハフナー『ヒトラーとは何か』赤羽龍夫訳、草思社、1979年、164-165ページ。