リチャード・オウヴァリー『地図でよむ世界の歴史 ヒトラーと第三帝国』永井清彦監訳秀岡尚子訳、河出書房新社、2000

 

 

 



  ブレスト・リトフスク講和で、いかに広大な地域をドイツは占領下においていたことか。
  「勝てば官軍」


  ヴェルサイユ条約ではその反対に。









同上、p.15 戦後インフレ


ドイツは、1500億マルクの戦争負債・・・・・・戦後インフレで、「1923年11月には、マルクの価値は1914年当時のわずか1兆分の1となり、国歌の巨額の戦争負債はたった15プフェニヒとなった。」同上、p15.


総力戦遂行のためにドイツ帝国の国家が国民から戦時公債などでで募集した負債などを含む1500億マルクが、無一文となったということ。
敗戦で、ヴェルサイユ条約による過酷な賠償に加えて、自分の国家への貸付(国債購入)や貯蓄が、「チャラ」に。



同上、p.15