教育基本法「改正」問題を考える横浜国大有志の会への呼びかけ

 

 教育基本法改正に関する国会審議が始まっています。政府は、同法改正案を今国会の最重要法案に位置付け、会期内の早期成立を目指しているといわれます。教育基本法は、日本国憲法とともに、戦後の民主主義と平和の理念を体現する根幹ですが、現在の政府主導の早急な動きの中で、このままでは、その理念自体が損なわれ大きく改変されてしまうことが強く危惧されます。

 教育基本法の「改正」で、はたして今日の教育問題は本当に解決するのでしょうか? ここで、大勢に流されることなく、教育の場にいる私たちがともに考えていく場をつくることを呼びかけます。

 

 つきましては、さしあたり以下のような講演会を予定しました。この問題について考えるきっかけとし、疑問や意見を出し合いたいと思います。みなさまには、こうした趣旨・講演会にご賛同いただきますよう、お願いいたします。

(呼びかけ人になっていただける方、もしくは呼びかけ人ではなくともご賛同いただける方は、加藤までご連絡ください)

 

緊急講演会

「教育基本法改正と格差問題」 講師:中西新太郎(横浜市立大学教授)

 教育基本法の改正と格差問題との関連を鋭く問いながら、「改正」のねらいを問います。

日時:1113()  17時〜19

場所:横浜国大中央図書館1階メディアホール

 

呼びかけ人

新井秀明(教育人間科学部)、大門正克(国際社会科学研究科)、加藤千香子(教育人間科学部)

 

連絡先:加藤(YQS02036@nifty.ne.jp, 内線3436

 

【参考教育基本法改正問題関連サイト】http://www.stop-ner.jp/