「民情報告」第6巻


1940/41年の冬は、軍事衝突がもっぱら海と空の闘いに限定
そこで、民衆の意識に大きな影響を与えたのは、政治的展開。

日本とソ連(ロシア)の外務大臣のベルリン訪問は、さまざまの思惑をかき立てた。

イタリアのギリシャとの戦争の失敗は、軍事同盟国にイタリアに対する批判を強めた。

社会的領域で不満が記録されている。食糧価格の上昇。


宣伝映画「永遠のユダヤ人」や「ビスマルク」は好評。


1941年4月の関心は、北アフリカへのドイツ軍部隊の派遣およびユーゴスラヴィア、ギリシャへの進駐




第175号 1941年3月31日

ユーゴスラヴィアが三国同盟に参加したのにおどろく暇もなく、ユーゴでクーデタ

ドイツ介入の好機と捉える見方、

セルビア人が第一次大戦で強くなったこと、その山岳地帯のセルビアで闘うことの困難さ、戦争の長期化を懸念するこえ、


クロアチアの新ドイツ的態度へのドイツ人民衆の注目