横浜市大学内集会
ぷちしんぽ〜教育基本法の改悪に反対!〜
ご案内
与党・政府は、教育基本法「改正」案を衆院で強引に通過させ、いま参議院で成立させようとしています。
この「改正」案は、個人の心の自由を奪い、個人に国家の思想を押し付ける教育を行なおうとするものです。
このような法案の成立を許していいのでしょうか?
法案はまだ審議中です。わたしたちが声をあげれば、国会に考えなおさせることができます。
わたしたちは学内で「ぷちしんぽ」を開催し、専門家のお話を聞きながら、教育基本法の意味と「改正」案の問題点を考えます。
ぜひ、参加していっしょに考え、意思表示をしてみましょう!
日時 12月6日(水) 午後5時半から(1時間半の予定)
場所 大会議室(商文棟1F・ビデオホールわき)
主催 教育基本法の改悪に反対する市大学生・教員有志
協賛 横浜市立大学教員組合
プログラム
講演: 中西新太郎先生(国際文化学部・国際教養学系教員)
発言: 市大の学生から 職員から 教員組合から 学外大学人から
***以下うら***
こんな問題点があります。
・強行な単独採決・インチキとごりおし
・権力が決めた価値観が個人に押しつけられます
・家にお金のない子の教育が見捨てられます
新聞社の社説から
(「改正」賛成派 『産經新聞』11月16日)
「現行の教育基本法は昭和22年3月、GHQ(連合国軍総司令部)の圧力や干渉を受けながら成立した。とくに現行法の「教育は、不当な支配に服すること
なく」の規定は、文部科学省や教育委員会の教育内容への関与を排除する根拠とされ、問題となっていた。
これに対し、政府案は「不当な支配に服することなく」との文言を残しているが、「この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきもの」とする
くだりが加わった。このため、国旗国歌法や学習指導要領などを無視した一部の過激な教師らによる“不当な支配”は許されなくなる。
また、政府案は家庭教育について「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」と規定している。いじめや学級崩壊、不登校などの問
題で、家庭の責任を問う内容になっている。」
コメント: 日の丸・君が代を生徒に押しつけたくないという考えは、「過激」でしょうか? 禁止すべきでしょうか? 思想信条の自由はどうなるでしょう
か?
(「改正」に批判的 『神奈川新聞』11月21日)
教育基本法 改正の必要性があるのか
[・・・]
「わたしたちが教育基本法の改正案を疑問視するのは、それが奥深いところで憲法の改正につながる恐れがあること、基本的な法律であるがゆえに、その周辺
の法規も改正されることである。もう、その兆候はある。日の丸、君が代では犠牲者が出ている。
教育は近代国家の基本ではないか。戦時中、軍国教育を支えた教育勅語に代わり、一九四七年に制定されたのが現行の教育基本法である。「教育は人格の完
成を目指す」「勤労と責任を重んじ、文化の創造と発展に寄与する」などとうたわれている。時代が進んだ今となっては、足りないところがあるであろう。し
かし、その分は国民自らが補えばいいのである。無理にいじることはない。
現在、社会問題化している高校の必修科目の未履修問題。これなども各高校と教育委員会との「談合」の結果ではないのだろうか。今の教育基本法は「教育
は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである」と記述している。愛国心、郷土愛などは自然に生まれてくる
ものだ。強制されるゆえんはないのである。」
コメント:いいとこついてます。