2008年1月3日―10日
ドイツ連邦文書館(Bundesarchiv)・ルートヴィッヒスブルク支所(Außenstelle Ludwigsburg)での史料調査。

戦後裁判資料の保管アルヒーフ。

調査したのは、ドイツ民族主義(「確固たる国民社会主義者」たち)の引き起こした占領地におけるユダヤ人殺戮の諸事件の犯人たちに対する戦後裁判(50年代末から60年代)の膨大な資料。

ゴールドハーゲン論争で問題となった,警察予備大隊など、ユダヤ人射殺を行った部隊(隊長など)に対する戦後裁判のための諸資料。
裁判が実際に行われた場合の資料、判決文など。


そのピックアップ的調査。


Bundesarchiv, Ludwigsburg

左手奥の2階部分が閲覧室(下記の内部からの写真参照)。

                




                
                  und Bundesarchiv という文字が、あとから書き加えられている。
                もともと、戦後裁判ための調査資料(尋問調書など)を集めてきたところであり、
                最近になって、その文書類が連邦文書館に移管された経緯があるからである。

2階の文書閲覧室
仕事開始。


閲覧室では、氏名を書いた紙が、指定された座席の場所(机上)に置かれている。




私の滞在中、私のほか、3名の研究者が閲覧していた。
しかし、かなりの時間、閲覧室には、私一人。


文書とそのコピー依頼の書式・記入