リューネブルク 
「Luneburg ドイツ北部、ニーダーザクセン州のイルメナウ川にのぞむ都市で、同名県の県都。エルベ川とウェーザー川の支流アラー川との間に広がるリューネブルガー・ハイデ(荒蕪(こうぶ)地)の北東縁に位置する。文化と経済の中心地として、学校や文化施設が数多く、経済活動も幅広くおこなわれ、食品、石炭、塩などの集散地となっている。ことに岩塩の生産・取り引きの歴史は古く、10世紀から北方の港湾、リューベックを経由してバルト海地方に塩を供給していた。歴史に登場するのは10世紀からで、12世紀、ザクセン大公ハインリヒ獅子公のもとで町域が拡大された。13世紀に都市となり、ハンザ同盟の主要都市となった。14世紀までブラウンシュバイク・リューネブルク伯の居城がおかれ、町には、北ドイツ・ゴシック様式の煉瓦(れんが)造りの建物、市庁舎(13〜18世紀)聖ヨハネス教会(14世紀)など、歴史ある貴重な建物が数多くのこる。人口は6万4030人(1997年)。」Microsoft(R) Encarta(R) Reference Library 2003. (C) 1993-2002 Microsoft Corporation. All rights reserved