オーストリア、ザルツカンマーグート(ザルツブルクからバスで2時間ほど)の

世界文化遺産ハルシュタット


   ハルシュタット文化の地として有名

 ハルシュタット文化 ハルシュタットぶんか Hallstatt Culture ヨーロッパ中部から西部、バルカン半島にいたる初期鉄器時代の文化。鉄器時代の代表的な文化であるラ・テーヌ文化に先行する文化で、ほぼ前750〜前450年。ハルシュタットの名は、オーストリアのウィーン南西約230kmにあるハルシュタット村に由来する。19世紀後半にハルシュタット村の墓地の発掘がおこなわれ、2000をこす火葬墓と大量の埋葬品がみつかった。

ハルシュタット文化は、青銅器時代の火葬墓(ウルネンフェルト)文化の人々が古代ギリシャの鉄器文化やエトルリア文明の影響をうけて成立したものと考えられ、首長層をほうむる墳丘墓をつくったことや、城壁をもつ首長の居館などが特徴とされる。墓からは青銅製の武器・武具や装身具がみつかることも多いが、鉄剣など鉄器の使用が増加し、鉄細工技術が飛躍的に発展した時代である。(Microsoft(R) Encarta(R) Reference Library 2003. (C) 1993-2002 Microsoft Corporation. All rights reserved.)







ザルツカンマーグートの奥地ハルシュタットにも二つの世界大戦の戦死者の追悼記念碑




















岩塩採掘労働者




ハルシュタット文化は、青銅器時代の火葬墓(ウルネンフェルト)文化の人々が古代ギリシャの鉄器文化やエトルリア文明の影響をうけて成立したものと考えられ、首長層をほうむる墳丘墓をつくったことや、城壁をもつ首長の居館などが特徴とされる。墓からは青銅製の武器・武具や装身具がみつかることも多いが、鉄剣など鉄器の使用が増加し、鉄細工技術が飛躍的に発展した時代である。Microsoft(R) Encarta(R) Reference Library 2003. (C) 1993-2002 Microsoft Corporation. All rights reserved.

ハルシュタットは、「初期鉄器文化」の発掘地として有名だが、鉄器に関する発掘は、最近も行われた。(新聞報道)
それによれば、紀元前22世紀ごろに、トルコで「鋼」の製造があった証拠が見つかったという。(『朝日』2008年4月20日)