陸軍長官スチムソンからトルーマン大統領にあてた覚書
1945年7月2日(資料出所)
上陸後の日本占領作戦では、われわれは、
多分きわめて長い時日を費やし、多大の犠牲を強いられて苦闘する
硫黄島や沖縄で行われてきたような、死力を尽くした防衛が可能
ひとたび主要な島の一つに上陸し、力ずくの日本占領を始めるとすれば、
それはおそらく必死の抵抗を受けることを覚悟したのも同然であろう。
日本国民はきわめて愛国心に富み、侵攻撃退のための
狂信的抵抗の呼びかけに応えるのは間違いない
アメリカにとって有利な条件―ドイツと戦っているよりはるかに重要な要素−
日本は同盟国を持っていない
日本の海軍はほとんど壊滅しており、・・・
降伏要求を受け入れる素地・・・優秀な日本国民・自由主義的な指導者