「第二次大戦後のヨーロッパの家族社会史」

「ヨーロッパ社会史1945−2000」の第2章。

 T.結婚・家族モデルの変遷

 第一期:戦後期・・・戦争直後の動乱激動期と家族・結婚の状況

 第二期:「経済の奇跡」「経済ブーム」と伝統的家族・結婚モデルへの「復帰」

      (1950年代から1960年代中ごろまで)
 第三期:結婚・家族の多様化の時代(1960年代末から2000年)



 Uヨーロッパの特殊性とヨーロッパ内部の共通性

  .ヨーロッパの結婚・家族の特殊性(ヨーロッパの非ヨーロッパに対する共通性・トレンド)


   特に印象的なのは、ヨーロッパにおける結婚・家族の地域的相違

   それを特徴的に示すもの・・・ヨーロッパ諸国の離婚率の推移。


   離婚率に関する折れ線グラフと文献リスト







   北欧型・・・高離婚率地帯(顕著にはスウェーデン)
   西欧・中欧型・・・・ヨーロッパの平均地帯(BRDドイツ、フランス、など)
   南欧型・・・低離婚率地帯(グラフでは、イタリア、それに東欧のポーランド)