ビュルガーブロイケラー(巨大ビール酒場)
その跡地・・・現在は、 ミュンヘン・フィルハーモニーをはじめとする文化施設(図書館や市民講座のアカデミーなど)に。
(ガスタイクGasteig)
―ガシュタイクGasteig・・・ミュンヘンフィルハーモニーの本拠地・根拠地ー
そのガスタイクGasteigのホールの壁に、エルザーの紹介。
第二次大戦勃発・ナチスドイツのポーランド侵攻から約二か月後の1939年11月8日に、当時、この敷地にあったビアホール・ビュルガーブロイケラーで、エルザーがヒトラーを暗殺しようと時限爆弾を仕掛けた、と。
たまたま当日は、ヒトラーがいつもより演説を短く切り上げ、ちょうどミュンヘン駅に着いた頃に、爆発。
ヒトラーは、その幸運に「神の加護」を信じた、と。
演壇、その後ろの柱に、エルザーが時限爆弾を仕掛けた。
この写真は、一年前の1938年11月8日のヒトラー演説風景。
3月のオーストリア併合から、さらに、チェコスロヴァキアのズデーテン地方の併合(10月)へと進み、
国境で分断されていたドイツ民族の統合、「大ドイツ」建設を誇る時期の演説。
爆破後のビアホール
ビアホールの跡地に、エルザーの行為を記した銘板
楽器(ホルンの模型)
手前に、エルザー記念板
ミュンヘンフィル・定期公演のホール