トレブリンカの地獄、
(みすず書房、2017年)
現場を視察し、報告した貴重な文献・・・
「ユダヤ人の場合は、ただユダヤ人であるというそれだけの理由で、ファシストに殲滅された」?
ヒトラー・ヒムラー・ハイドリヒの思想構造を分析していない、あるいは「知らない」見方。彼らの秘密指令を知らない見方。(歴史的制約)
「トレブリンカの地獄」12-60頁
ヴァンゼー記念館の展示資料集より、トレブリンカの見取り図
見取り図の説明、逃亡に成功した人物
53頁
1943年8月2日 トレブリンカの囚人蜂起・・・トレブリンカ絶滅収容所の終焉。
同書、59-60頁、注12:
1943年春、ソビボール(ソビブル)絶滅収容所解体の噂
ポーランド系ユダヤ人の間で、蜂起と脱走の計画
1943年9月 ミンスク・ゲットーから移送されてきた赤軍捕虜アレクサンドル・ペチェルスキーらの指揮下で、10月14日、蜂起決行。
SS隊員11名殺害。
約600人の囚人が脱走を試みた。
そのうち、戦後まで生き延びた元囚人は58名。
S.ヴィレンベルク『トレブリンカの反乱ー死の収容所で起こったこと 1942〜43』(みすず書房)・・・市大図書館・発注済み