西洋経済史総括レポート(SM-RepNo3.)
前期で学んだ内容の主役は女性であり、労働者であり、一般市民であった。歴史を彼らの視点から捉えることは私にとって非常に新鮮なことであったし、本来歴史を学ぶということは、ある数人の政治的・経済的に力を持った人の行ったことや生い立ちについて学ぶことだけではなく、そのとき生きていた一般市民の生活様式などを学ぶことでもあると思った。
後期の授業では各人の興味に基づいた発表を中心とした討議であった。みな各分野について詳しく調べてきていたのでとても面白かったし有意義なものであった。私は教育に興味があったのでそれと関連して女性や言語の問題と絡めて発表した。拙い発表であったがほかの人の意見も聞けたし、いろいろな問題点や論点が浮かび上がってきてとてもためになった。
講義全体を通して、人数が少なかった利点を生かしてみなと討議ができたことがとてもよかったと思う。自ら興味を持った分野を研究するという訓練にもなったと思う。一年間という短い期間でしたが、先生をはじめ皆さんと一緒に授業ができてよかったです。ありがとうございました。