戦争論


近代的国民国家間の戦争とナショナリズム


戦争における国民統合とナショナリズム


戦争は、闘いの一形態

闘いは、人間集団と人間集団の闘い

それぞれの人間集団が、
メンバーの気持ち・意志・感情をひとつにして、「敵」と向き合い、闘う(戦う)


      (カイヨワ『戦争論』)



意志・感情をひとつにするものとしてのナショナリズム
 (国民をひとつにまとめるための観念・感情)

国民国家のナショナリズム、民族主義としてのナショナリズム、
  ドイツ(人)・ナショナリズム
  チェコ(人)・ナショナリズム
  日本(人)・ナショナリズム

しかし、「闘い」が行われる場での身近なさまざまの「ナショナリズム」の形態

 大学対抗における各大学の「ナショナリズム」(愛校心の発現・愛校心による一体化)

  企業間の市場競争の「闘い」におけう愛社心


  国別対抗のスポーツ競技におけるナショナリズム「闘い」の必要性・重要性およびその激しさの度合いと
          さまざまの形態のナショナリズムの内容・激しさ





平和的闘いと戦争の共通性と違いは何か?

    共通性・・・・戦闘力・・・戦いに参加するものの力量とその発揮(精神力)の総合で、勝敗決着

    違い・・・・・相手の戦闘意欲・戦闘心を失わせるために、武器を使用。相手の戦闘力消滅としての生命奪取。


                
  

武器の形態・・・鉄砲と歩兵・・・・生産の発達と民主主義

   貴族・騎士の戦争と近代的戦争の根本的違い