5. 奇襲攻撃・軍後方地域拡大・激戦化と焦眉の治安確立課題
独ソ戦の独特の問題:
ソ連の国家体制を破壊するために、どうするか?
独ソ戦・世界大戦・総力戦のダイナミックな展開(激戦・死闘)とホロコースト
独ソ戦初期のアインザッツグルッペ(親衛隊治安警察保安部の特別出動部隊)による殺戮過程
(参考:『封印されたホロコースト――ローズヴェルト、チャーチルはどこまで知っていたらか』)
占領地拡大にともないユダヤ人住民の希薄化・ユダヤ人の逃亡、むしろ、
ウクライナ人、ベラルーシ人、ロシア人の抵抗・・・パルチザンの闘い
(すでに1941年7月3日、スターリンが、ドイツ軍背後の地域=軍後方地域での決起を促し、組織)
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(文学作品参考:感動的な女性兵士の闘い・・・ノーベル賞『戦争は女の顔をしていない』
この本を基本的な参考文献にした逢坂冬馬『同志少女よ 敵を撃て』)
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独ソ戦とドイツのソ連占領によるソ連側の犠牲者・物的損害(統計・占領された地域地図)(ドイツ語原文)
占領されたロシア社会主義共和国、ウクライナ社会主義共和国、ベラルーシ社会主義共和国の被害が、甚大。
犠牲筆頭は、ウクライナの約450万人、
次いで、ベラルーシ(白ロシア)の約220万人、
ロシアは一部が占領されただけで、3国のなかでは絶対数(約180万人)が相対的に少ない。
攻め込んだドイツ国防軍の被害も、甚大に(ソ連と比べれば少ないが)。
独ソ戦開始以降のドイツ国防軍(陸軍)の損害拡大(統計)。