ホロコーストの論理と力学
    
                          

                                          

     

ヒトラー・ナチズム・・・
 人種主義的なドイツ民族帝国主義の論理と力学、
 その戦争拡大の諸段階およびその総力戦敗退の諸過程、
 そのなかでのユダヤ人・ユダヤ民族の位置

  最終段階としてのアウシュヴィッツ



「アウシュヴィッツへの道」の問題意識(提起)課題意識(提起)

アウシュヴィッツだけが有名でいいのか?

  ホロコースト(ユダヤ人大量殺害)の全体像を把握するには、
  アウシュヴィッツへの道
    すなわち、アウシュヴィッツに至る悲劇の基本的諸過程、基本的諸要因、
 
なぜ、いつから、どこで、どのように、 
    を見る必要がある(表紙Pdf)。












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ホロコーストとは何か
 誰がやったのか?
 なぜ、ユダヤ人が?
 どのような理由でか?

しかし、
その起源は
どこで、いつ、どれだけ
どのように、行われたか?

それはなぜか? 



ホロコースト理解のための15講

はじめに

1.序論

2.20世紀のドイツと世界:第一次世界大戦の原因結果キーワードとその説明) 
  
3.ヒトラー・ナチズム思想構造(キーワードとその説明)   

4.ヴェルサイユ体制下のドイツ

5.世界恐慌・政治的急進化とヒトラー・ナチズムの権力掌握(対立する諸潮流)    

6.「よい時代」=「ヒトラー神話の形成期」(「完全雇用」と神話

7.「平和的」領土拡大経済の軍事化の危機  

8.電撃戦による領土拡大政策と占領地拡大

9.対ソ奇襲攻撃・占領地拡大・治安体制確立・現地物資調達=搾取とホロコースト
              
10.電撃戦挫折・総力戦化と全ヨーロッパからの抵抗
              
11.戦時下・臨時的ユダヤ人移送政策とその挫折「冬の危機」
           


12.世界大戦(原爆開発への跳躍点)と大々的「疎開」(絶滅)政策への移行・ヴァンゼー会議
 
    ヒトラーの対米宣戦布告・国会演説の論理――「ユダヤ人絶滅命令」との関連で――

    1942年年ヒトラーの年頭挨拶
    ――「チャーチルとローズヴェルトはヨーロッパをスターリンの手にゆだねてしまった。」
      「チャーチルとローズヴェルトの同盟者としてのユダヤ・ボルシェヴィズム」(M, Domarus, Reden und Proklamation, S.1821).

    1942年1月20日ヴァンゼー会議:議題「ユダヤ人問題の最終解決」・・・総督府次官「約250万のユダヤ人のほとんどは労働不能。総督府から最終解決を」と。

    1942年1月30日国会演説――「ユダヤ人が思っているようなヨーロッパのアーリア諸民族が根絶されるのではなく、この戦争の結果はユダヤ人の絶滅だ。」


13.独ソ戦・世界大戦・総力戦の難問群・圧力群・敗退とホロコーストの全面展開 

^    1944年春から夏のハンガリー・ユダヤ人40万〜45万の殺戮について。
         ①書評『アウシュヴィッツの巻物』(週刊読書人ウェブ2019年7月20日)
         ②ニュルンベルク裁判記録からの抜粋 

 

14.全面敗退ヒトラーの最後1945年ドイツ 

15.まとめ

 

引用文献・参照HP等のリスト