世界大戦の論理、


第一次大戦の「敗北の克服」・憤激=報復=復讐のナショナリズ

世界強国の建設と人種主義的民族帝国主義=人種主義的
ナショナリズムの論理

 

---対抗原理・原則----
 二つの世界大戦を経て、次第に確立してきた原則・原理はなにか?

排外的ナショナリズム、帝国主義ナショナリズム、人種主義ナショナリズムなどに対抗するもの:民主主義的普遍的ナショナリズム

自分の所属する民族・国・地域の歴史と伝統・文化を大切にし尊重すると同時に、世界の諸民族のそれらも尊重する相互主義的民主主義的ナショナリズム、
地球市民としての共通の土台の上でのナショナリズム





しかしながら、

 国際連合憲章に示されている原理・原則が、戦後世界の政治において、無視される現実。


 今日のイスラエルによるガザ侵攻に示されるように、また、ロシアのウクライナ侵略戦争に示されるように。


 
あるいは、9.11のアルカイダのテロ攻撃を理由とするアメリカのアフガニスタン攻撃・アフガニスタン戦争、
 その後の大量破壊兵器を口実とするアメリカのイラク戦争などに示されるように。



21世紀世界に求められているのは、国連憲章の諸基本原則の実現にむけての努力であろう。
だれが、その先頭に立つのか?



国連憲章の基本理念と同じ日本国憲法を現実に生かすようにする努力は、日本国民が率先して行うべきことではないか。