2008年1月3日成田発―10日成田着
ドイツ連邦文書館・シュツットガルト(Stuttgart)・ルートヴィッヒスブルク支所での史料調査。
シュツッツガルト(バーデン・ヴュルテンベルク州の州都)
(およその位置確認のため、Wikipediaより引用)
戦後裁判資料の保管アルヒーフ。
調査したのは、ドイツ民族主義(「確固たる国民社会主義者」たち)の引き起こした占領地におけるユダヤ人殺戮の諸事件の犯人たち(Einsatzkommando,Polizei Bataillon 101など)に対する戦後裁判(50年代末から60年代)の膨大な資料。
そのピックアップ的調査。
Bundesarchiv, Außenstelle Ludwigsburg
ナチ戦犯追及のための各州の合同調査機関だった。
2階の文書閲覧室。
閲覧室では、氏名を書いた紙が、指定された座席の場所(机上)に置かれている。
私の滞在中、3名の研究者が閲覧していた。
しかし、ほとんどの時間、閲覧室には、私一人。
仕事・・・文書の探索→読破→メモ、コピー依頼。
文書とそのコピー依頼の書式・記入
----------------------
早朝(文書館は8時から利用可能)、ルートヴィッヒスブルクの駅から文書館に行く途中の
道端の公園のシラー像
(シラーの誕生地は、SバーンでLudwigsburgから4つ目のMarbach。シラーがルートヴィッヒスブルクで何歳ごろ何をしていたかは確認していないが、世界的文豪を郷土の偉人として顕彰している)
文書館に向かう途中・・・
交差点の「奇怪」な構築物・・・蛇。
マンモス、猿人のような像が近くに配置されている。
その意味合いを調べる余裕はなかった。
文書館に向かう途中・・・
ルートヴィッヒスブルクは、ヴュルテンベルク大公の夏の離宮の置かれたところ。
その城。
少し雪が降った後。
-----------
ルートヴィヒスブルクは、シュツットガルト中央駅から、15分ほど(Sバーン4か5の路線で、5つ目の駅)。
シュツットガルト中央駅の中央出口をでると、「ケーニヒス通り」・・・15分ほどで王宮広場・王宮・ケーニヒスパサージュなど、市の中心部。
夜しか市中心部にはいけず、新王宮(現在、州政府庁舎)を昼間見ることはなかった。
(Cf.同じ場所を1985年の9月国際歴史学会の時、撮影した写真:宮殿、現在、州政府庁舎)
()
王宮広場、前方がケーニヒスパサージュの商店街。
ケーニヒスパサージュ内の様子。
劇場Schauspielhaus・・・シェークスピアの『お気に召すまま』→、ファスビンダーの『第三世代』などをやっていた。
--------------
泊まったホテル:最初の3泊は、Steigenberger Graf Zeppelin、後の3泊は、Comfort Hotel Ludwigsburg
Steigenberger Graf Zeppelin(シュツットガルト中央駅前)
Comfort Hotel Ludwigsburg・・・ダブルの部屋をシングルとして。広くて快適。
この部屋には簡単な料理もできる設備が整っていた。夫婦あるいは夫婦でなくても二人で、
料理をしながら、少し長期に宿泊する客もいるということだろう。