シュツットガルト
ベンツ、ポルシェの町として有名。
しかし、19世紀の世界的哲学者ヘーゲル生誕の町でもある。
ヘーゲル生誕の家
「世界史は、自由の意識の進歩である」
Die Weltgeschichte ist der Fortschritt im Bewußtsein der Freiheit.
「真なるもの・真理は、全体である」
Das Wahre ist das Ganze.
このドイツ語・英語の案内パンフレットを読んでいて、 ニーチェ、マルクスなどは当然として、驚いたのはトルストイなどもヘーゲルに本格的に取り組んだことがあったということである。トルストイによれば、真理とは何か、真理はどうとらえ、どう叙述すべきか、といったことを考えるものに、必読の書となっていたという。
解説によれば、ヘーゲルの生存中に、すでにヨーロッパ規模で有名となり、彼の最後の職場・ベルリン大学の講義にはヨーロッパ各地からの学生が集まったという。古今東西の哲学者の学説に関する該博な知識は、聴講者を魅了したと。
生誕の家(現、記念博物館)
ヘーゲル生誕の家(Eberhardstr.53)
↓ヘーゲル像(市庁舎壁面)