------------------------------------------------------------
*2019年度後期エクステンション講座「ナチズムの歴史と記憶を考える」
11月9日(土)13:00〜15:00
第3回 深める:なぜホロコーストは起きたのか。関連論文(コピー配布と参照リンク)
比較素材:ナショナリズム(特に排外的な諸形態)との対比でフーゴー・ユンカースの思想・行動・経営戦略(関連論文リスト)
「ながみねWeb研究室アドレス」:http://eba-www.yokohama-cu.ac.jp/~kogiseminagamine/
エクステンション講座で配布する資料(お手元にあるもの)の完全版は、このサイトに掲載。リンクを張って文献を呈示。
まえおき
極右・ネオナチ、その諸事件(最近の東部ドイツ・ハレ市でのシナゴーグ襲撃事件:TV) 対 民主主義の諸勢力
極右・ネオナチのアウシュヴィッツ否定論・・・公然・非公然に横行。
しかし、ホロコーストにつながる考え方を露骨に表明、「ドイツを愛するものは、反ユダヤ主義者だ」。
・・・保守系政治家殺害事件、政治家に対する「憎悪と殺害脅迫」(テレビ討論番組)
・・・極右・ネオナチに対する対抗的努力(歴史家と市民の連携)
導入:映画『サウルの息子』(チラシ)(上映時の予告編・公式サイト)
背景:44年春から夏43万人ほどのハンガリー・ユダヤ人がビルケナウでガス殺に。
アウシュヴィッツ・ビルケナウ、1944年10月、ゾンダーコマンドの蜂起・鎮圧事件
・・・史料『アウシュヴィッツの巻物ー証言資料』(週刊読書人:Web拙稿書評・A3に拡大コピー・配布)
本論・・・・ナチス・ドイツの膨張政策・戦争政策とユダヤ人迫害の諸段階(最新拙稿のゲラ・・A3拡大コピー・配布)
むすび――市民と研究者に求められること――
史料・事実に基づく歴史の正確な理解・その更新・・・種々の否定論(無知・忘却の大河に掉さした多様な形態)との対決。