ながみねWeb研究室2020年12月16日更新


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. 学問の自由:学術研究倫理問題(真実究明は2020年6月15日以降、司法の場から学術研究界の場へ)
  ・・・科学(ここでの対象は歴史科学)における他人の業績(論文・著書・アイデア等)の参照・引用ルール(違反=剽窃・盗用・盗作)をめぐって。
   
研究活動に係る不正行為・・・「盗用:研究者等が、他の研究者のアイデア、分析・解析方法、データ、研究成果、
   論文または用語を
当該研究者の了解または適切な表示なく流用すること
」(
早稲田大学の規程より)
 
 ・・・学術論文・著書においては、他人のアイデア・言説・資料・用語等に関して、適切に、「」を付したり、注記したりして
具体的に明示し、
  自分の論述部分と
区別しなければならない。(Cf.早稲田大学大学院経済学研究科の「盗用・剽窃」の学術的定義原朗『創作か 盗作か』69‐70ページより


2020‐12-04 堀和生「学術剽窃と司法裁判――原朗『創作か盗作か』をめぐって」中部大学『アリーナArena』23号、2020、268‐277を手に入れ、読了。
  司法の判断が、学術界の判断といかに違っていて不正確・不当・不公平であるかを明解に説明。
  「原朗氏を支援する会」が、早稲田大学学術研究倫理委員会の報告書(小林氏による尹論文盗作の認定)を会のウェブに掲載したところ、
 それが早稲田大学の著作権を理由とする学術研究倫理委員会事務局からの申し出で、いまのところ非公開となっていること
 (
アジア太平洋研究科と総長室はいつになったら処分を公開するのであろうか?審議にいつまで時間をかけているのか?それとも何もおとがめなし?、それで規程を守る学生院生に対する示しはつくのか??)、
  しかし、学術界における盗作剽窃をめぐる審査・判定ということでは、東京都立大学における審査が進行中であることなど、
 最新情報も書かれている。

2020‐10-19
 ① 憲法「学問の自由」の基礎を破壊する学術会議候補者6名の
菅政権による任命拒否を撤回させることは、日本社会の民主主義にとって極めて重要である。
 その意味で、各界からの拒否撤回要求の諸声明を確認しておく必要がある。90以上の学会が抗議声明を発表しているという(11月2日現在、600学会を超えたと「安全保障関連法に反対する学者の会」情報)が、そのうち、私のところに案内があり、賛同したいくつかだけであるが、それらを掲載して、
 「平和Frieden、自由Freiheit、民主主義Demokratie」ウェブサイトを立ち上げ、公開した。
    (10月23日付記:「安全保障関連法に反対する学者の会」のウェブサイトには、驚くほど多数の大学・大学院、学会・団体等の声明がリンクで掲載されている。)

 神奈川県大学人・研究者有志共同声明:カナロコ・ニュース10月18日 
 https://www.kanaloco.jp/news/social/article-271371.html

 ②「学術研究:盗作・盗用・剽窃―司法 対 学術界(学会)」(司法の場から学術研究界の場へ)のサイトをグーグルサイトに立ち上げた。
  これまでここで書き溜めてきた当問題に関する覚書・日誌を簡略化し、時系列的にまとめたものである。

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2020‐10‐09
 早稲田大学学術研究倫理委員会の調査報告書(2020‐02‐25)を、10月1日に、「原朗氏を支援する会」ウェブサイトに掲載したが、
 10月9日、早稲田大学学術研究倫理委員会事務局から「著作権」等を理由に削除を求められ、ひとまずは削除することになろう。

 「原朗氏を支援する会」事務局は、2020年2月25日の盗作判定から7か月以上たっても、不正行為に基づくその後の対応(処分)に関しての
 
問い合わせに対し、早稲田からは何の反応もないので、
 調査報告書の公開(9月15に、回答期限を月30日までと切っておいたので)に踏み切った。それは公益を考えて、やむにやまれず執った行為であった。
 問い合わせは、6月初旬、7月末におこない、何の回答もない場合、公開に踏み切らざるを得なくなるということは、8月初めに伝えた。
 そして、最後に9月15日,期限を切っての問い合わせを行った。

 しかし、早稲田サイドからは、こちらの問い合わせに対し、今日現在に至るまで、まったく何の回答もない。
 「支援する会」ウェブサイト責任者宛てにとどいたのは、学術研究倫理調査委員会事務局からで、しかも、「著作権」を理由とする
削除要求だけである。

 これは、大学として誠実なやり方であろうか? 
 自治自立の大学として制定し、内外に公開している大学規程(不正行為に関する規程公開している大学規程)に合致することか?
 
 早稲田大学規程によれば、不正行為案件を適切に公表することを規定している。
 たしかに、公表期限を区切ってはいないが、審理進行状況・公開見通し等を伝えるくらいは、通報者に対する責務ではないのだろうか?
 不正行為を適切に審議処理して、再発を防ぐためには、迅速な公開こそが当然ではないのか? 不正行為の再発防止という見地からは。
 加害者・被害者をできるだけ出さないように迅速に対応すべきではないのか?

 今問題になっている学術会議の委員任命問題では、政府の問答無用の任命拒否について、全国的に各界から批判・抗議の声明等があがっている。
 しかし、その場合にも、任命拒否できる正当な理由として、ありうるのは、候補者の学術研究上
盗作があった証拠・判定が挙げられており、
 その場合ならば、任命拒否はありうるだろうと例示されるくらい、
 
盗作案件は、研究者のもっとも基本的要件にかかわるものである。
 
 それだけに、学術研究倫理委員会が下した判断の意味は重い。
 その判断を大学として、今後の不正防止・学術研究の健全な発展のためにどう生かしていくのか、
 どのような理由付けで不正行為の証拠と判断を社会に公開するのか、その周知徹底こそは、大学の重大な社会的学術倫理的責任であろう。

 学術研究倫理委員会の調査報告書(2020年2月25日)を通報者だけに知らせて事足れり、とはならないはずである。
 学術研究倫理は、大学の生命ともいうべきものである。学生・院生・研究者の全体に知らせるべきものである。
 事実、小保方問題ではごく短期間に総長が処分を発表したのではないか?
 公開している大学規程にてらしても、それが必然ではないか。それが大学規程というものではないのか?
 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科の教授会は、どのように審議を進めているのか?

その点に関する当方の問い合わせには、7か月以上、何の回答もないということは、社会通念として、許されるのであろうか?
いつまで待てというのか? 

早稲田大学学術研究倫理委員会は、著作権を理由に、調査報告書の公開を削除させる権利を有するのか?
 真実・真理の探究を、著作権を理由にして重要文書を非公開にし、抑圧してもいいのか?
 それが、真実・真理探究のための学問の自由・大学の自治を基本理念とする大学の取るべき態度か?
 事実・データを
隠蔽すれば、事実・データの捏造(小保方事件)と同じく、真実・真理の解明の阻害になるのではないか? 
 これは大学の存立・核心的使命に係ることである。

【10月14日追記】 以上の10月13日現在の意見表明は、「全国国公私立大学の事件情報」(14日付)にリンクされ、紹介された。


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2020-06-22-10-01 裁判関連:記録まとめ
2020‐02〜06.17 裁判関連:記録まとめ

2019-05〜2020-10の時系列的整理(グーグルサイトにまとめのページを開設



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*2. 最近の研究調査活動・研究会報告・研究成果


20-10-28(締め切り・投稿)「第三帝国の戦争政策とユダヤ人迫害――ポーランド 1939.9〜1941.6――」『横浜市立大学論叢』社会科学系列、72‐1・2合併号。
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20-03-30 備忘録現代世界の広く深い問題群)。(中国への膨張・侵略)(ケルト文明―ガリア―ガリア戦記―諸部族国家)(キリスト教と十字架)(ヒトラー人種論における日本人
20-03-16 第二次世界大戦によるUSAの飛躍的GDP膨張・その他「列強」の低迷(1938‐45のグラフ
20‐03‐12 【史料紹介】「ユンカース社のソ連工場進出の投資額・負担額」投稿(『横浜市立大学論叢』社会科学系列、第71巻第3号…刊行2020‐09‐25)。
20-03-06 高田馨里編著『航空の20世紀――航空熱・世界大戦・冷戦――』(日本経済評論社)、担当:第4章 航空機開発と大西洋横断飛行――ユンカースの挑戦と航空熱――
20‐02-18〜28(計画)ベルリン・ドイツ技術博物館調査(Deutsches Technikmuseum Berlin)(Archiv)(航空関係所蔵文書):明治大学大型研究による調査(対象
      調査時の連邦文書館・技術博物館など(調査記録)

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19-11-25〜12-05(予定)羽田発→ミュンヘン:ドイツ博物館アルヒーフ→12:05羽田着:科研費調査出張
19‐09‐30研究合宿でのコメント・議論を踏まえた添削版投稿:「航空機開発と大西洋横断――ユンカースの挑戦と航空熱――」高田馨里編著『航空の20世紀―航空熱・世界大戦・冷戦』(日本経済評論社、2020年1月刊行予定): 19‐10‐05「航空熱論文」更新・・事情変化で地図・写真をいくつか掲載可能に:写真・地図とその挿入箇所を明記した原稿を送付。
19-09-25西島教授退職記念号に投稿;「第三帝国の膨張政策とユダヤ人迫害・強制移送 1938‐1939」『横浜市立大学論叢』第71巻 社会科学系列 第2号(目次)(納品2020‐02‐12:論文Pdf表紙
19-09-02〜03明治大学大型研究国内合宿に参加(共著全体の報告調整と予科練平和記念館・周辺遺跡ex.ランカスター型ボイラーの調査)
19-08-25 共同研究(国際武器移転史)の共著担当章原稿提出(「航空機開発と大西洋横断――ユンカースの挑戦と航空熱――」)(目次
19‐08‐02 論文投稿(横浜市立大学論叢71巻 社会科学系列 1号)「航空機開発戦略と国際主義――ユンカースとデートマンの闘い――」(目次)(2020-01-09納品)
19-07-30 市大図書館所蔵・準貴重資料『戦線文庫』のデジタルアーカイブ化の要望(Pdf)
19-06-09〜20 羽田発―ミュンヘン・ドイツ博物館アルヒーフ航空機産業史料(ユンカース社)調査ー羽田着:明治大学大型研究による調査
19-06-08 書評投稿(7月19日号掲載)-『週刊読書人』:
ニコラス・チェア/ドミニク・ウィリアムズ『アウシュヴィッツの巻物―証言資料―』(二階宗人訳、みすず書房、2019510日刊
19-04-25 納品「第三帝国の膨張政策とユダヤ人迫害・強制移送 1938」『横浜市立大学論叢』第70巻 社会科学系列 第2号, 193-227ページ
19-01-20〜02-01史料文献調査:ドイツ博物館のアルヒーフと図書館:ユンカースとソ連、ユンカースとスウェーデンを中心に。
19-01-10 納品「フーゴー・ユンカースとドイツ民主党」『横浜市立大学論叢』第70巻 社会科学系列 第1号
学術研究会作成論文PDF

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18
-12-08学会報告:ドイツ資本主義研究会ADWG(NF)例会・合評会での問題提起・川瀬泰史著『シャハト』PPT
18-10-20学会報告:「ユンカースの大西洋横断飛行への挑戦―航空機開発と航空熱―」(政治経済学・経済史学会・秋季学術大会、一橋大学)
18-10-12発行『週刊読書人』―書評:「映画『夜と霧』とホロコースト」(スキャンファイル

18-08-25書評:「川瀬泰史『シャハト―ナチスドイツのテクノクラートの経済政策とその構想―』」『社会経済史学』Vo.84,No.2, p.120. p.121, p.122
18-08-27納品 「ユンカースの世界航空交通構想とアメリカ 1924」『横浜市立大学論叢』
第69巻 
社会科学系列 第3号.
18-03 「ナチス研究からヴェルサイユ体制下航空機産業の研究へ」『ドイツ研究』第52号
18-03(5-22納品) 「ユンカースの世界戦略とアメリカ 1919―1924」『横浜市立大学論叢』第69巻 社会科学系列 第2号(2018年3月)
18-02-16 「ユンカースの世界戦略と中国 1926―1933『横浜市立大学論叢』第69巻 人文科学系列 第1号 

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17-12-18 「ユンカースの世界戦略と中国 1919―1925」成城大学『経済研究』第218号
17-02-08 「ユンカースの世界戦略と日本 1919-1933」『横浜市立大学論叢』第68巻 社会科学系列
 第2号

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16-12-10
「ドイツ航空機産業とナチス秘密再軍備」横井勝彦編著『航空機産業と航空戦力の世界的転回』(日本経済評論社)第3章 (横井編著の U Tokyo Biblioplazaでの紹介・書評2018-10英文Twitter) 
16-10-30-11-09史料調査・ミュンヘンのドイツ博物館アルヒーフ・フリードリッヒスハーフェンのツェッペリン博物館など
16-07 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業の世界的転回―ナチス秘密再軍備の前提を考える―」『国際武器移転史』第2号
16-01-31-02-08史料調査:ベルリン・ドイツ連邦文書館(リヒターフェルデ)・・・ドイツ航空機産業とナチス秘密再軍備関係
16-01 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備」(4)『横浜市立大学論叢』第67巻 社会科学系列 第1・2合併号


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15-11-01-09史料調査旅行-フリードリッヒスハーフェンとミュンヘン
15-08-06納品『横浜市立大学論叢』第66巻 社会科学系列 第2号 「ヴェルサイユ体制下のドイツ航空機産業と秘密再軍備」(3)
15-07-26-08-07ドイツ博物館・ユンカース博物館―ドルニエ博物館調
15-05-30社会経済史学会・第82回大会(於:早稲田大学)・パネル報告 ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備の実態


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14-12-05再校(横浜市立大学論叢、人文科学系列 第66巻1号{ 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備」(2) }
14-11-10納品(横浜市立大学論叢、社会科学系列 第65巻1・2・3合併号{ 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備」(1) }
14-08-25-09-06科研費調査(ドイツ博物館文書館DMAとノルトハウゼンのミッテルバウ・ドラ

  
    (ドイツ博物館)

     
    ドイツ博物館(西南から)                ドイツ博物館・東側の門

    
ドイツ博物館の図書館、この3階にアルヒーフ(文書館)  アルヒーフの文書閲覧室のドア



14-0410刊行:翻訳:ハルトムート・ケルブレ著・永岑三千輝監訳
   瀧川貴利・赤松廉史・清水雅大訳『冷戦と福祉国家―ヨーロッパ1945-89年』日本経済評論社
   
14-0212納品:拙稿「1942年ドイツ軍需経済の課題とシュペーア―ナチス原爆開発挫折の要因分析のために―」抜き刷りPdf版
14-0202-0210科研費調査(ドイツ博物館文書館、ミュンヘン現代史研究所

13-0725-0811科研費調査(ペーネミュンデ、クンマースドルフ、ハイガーロッホとフライブルク軍事文書館
13-02-11-21科研費調査(ドイツ博物館他




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*3.市民講座・エクステンション講座等

*2020年度 後期エクステンション講座「ナチズムの歴史と記憶を考える」

    第3回 深める:なぜホロコーストは起きたのか

  Zoom提示ページ     (配布資料:報告要旨と論文など)


ヴァンゼー会議記念館の門                記念館外観
  
 
 
              ヴァンゼー会議記念館の会議場

         ヴァンゼー会議の開催場所(四角カッコ)
ベルリン西南・ポツダム近く、ベルリン中心からSバーンで30分ほどのWannsee駅からバス114)
(ヴァンゼー駅の次の駅がポツダム駅)





参考:過去エクステンション講座レジュメ

2019年度エクステンション講座

2018 年度エクステンション講座



ーーーーーーーーー研究室HP/論文・著書のリストーーーーーーーーーーーーーーー

2011年3月末(定年退職時)までの研究室HP(研究業績インデックス:
  『横浜市立大学論叢』2011年第3号掲載の「経歴・業績リストと最終講義」Pdf

2011年4月〜2012年末までの研究業績リスト


表紙ページの解説:ブランデンブルク門―歴史記念写真ー解説:1933年とは何か、ヒトラー・ナチス権力掌握により、どんなことが起きたのか?0


-----予備-----

講義ノート「ホロコーストの論理と力学


2011年3月末(定年退職時)までの研究室HP(研究業績インデックス:
    『横浜市立大学論叢』2011年第3号掲載の「経歴・業績リストと最終講義」Pdf

2011年4月〜2012年末までの研究業績リスト

ケルブレ『ヨーロッパ社会史』 第12章 都市成長、都市生活、都市計画


旧研究室HP