ながみねWeb研究室2024年02月06日更新


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市民講座・エクステンション講座等

  2024年度夏季エクステンション講座(企画予定)「ヒトラーはどうしてあんなに残酷になれたのだろうか?」








   ―――――参考資料―――――
  2023年度エクステンション講座「ホロコ―ストの歴史と記憶〜ナチス・ドイツのジェノサイドに向き合う〜」:
   担当:第2回 2023年11月15日(水)13:00〜14:30. 
 
  「ホロコ―ストの開始、進行のプロセスを解明する」

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エクステンション講座担当:最近のリストhtml
 
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   過去の担当エクステンション講座資料






II. 最近の研究調査活動・研究会報告・研究成果

   時系列リスト(適宜更新html, 2023-07ff)
 
  『アウシュヴィッツへの道――ホロコーストはなぜ、いつから、どこで、どのように』(横浜市立大学新叢書13)
  表紙 表紙Pdf 表紙説明表紙説明
  (目次:序章〜第6章, あとがき:引用文献・索引) :
参照文献
shiryo-bunken)
  ・・・春風社、2022年3月30日刊:



  本書への書評:
    ①『週刊読書人』2022‐08‐19、芝健介(東京女子大名誉教授) Pdf Pdf
    ②『国際武器移転史』第15号、2023年1月、木畑和子(成城大学名誉教授) Pdf Pdf
    ③『世界史研究論叢』第12号、2023年1月、瀧津伸(福岡県立高校教諭) Pdf Pdf


 「第三帝国の全面的敗退過程とアウシュヴィッツ 1942‐1945」『横浜市立大学論叢』社会科学系列、73‐1。Pdf.
 
 「第三帝国敗退最終局面とハンガリー・ユダヤ人の悲劇――1944‐1945大量殺戮の歴史的文脈」『横浜市立大学論叢』社会科学系列、73‐2・3合併号。PdfPdf

 「独ソ戦・世界大戦とドイツ・西欧ユダヤ人の東方追放――「ユダヤ人問題最終解決」累進的急進化の力学――」『横浜市立大学論叢』人文科学系列、74‐1(高橋寛人教授退職記念号)投稿(2022年8月31日)(納品2023-05-18)。


2022年9月24日(土):政治経済学・経済史学会東海部会の合評会・報告、2022年度第1回部会で拙著『アウシュヴィッツへの道』合評会
 
2022年12月17日(土):ADWG(ドイツ資本主義研究会)合評会・・・筆者解題と現在の課題Pdfおよび評者山井氏への応答

2023年3月14日(火)11時から12時、明治大学国際武器移転史研究所にて、報告(ユンカース・アルヒーフ、史料紹介

2023年6月9日、『週刊 読書人』3492号掲載、拙稿書評:山下尚一『ショアあるいは破滅のリズム、エポック1,2,――現代思想の視角』勉誠社、2023年3月刊、書評
Pdf

2023年8月26日、(研究ノート)「ユンカース・アルヒーフ――歴史と史料の紹介――」『国際武器移転史』第16号、2023年8月、57-71.

2024年2月2日、『週刊読書人』3525号掲載、拙稿書評:野村真理『ウィーン ユダヤ人の消えた街』岩波書店、2023年:PdfPdf





III.学術研究における盗作問題
 ――真実真理の探究発見史と学問言論の自由・大学自治、そして大学人の責任――
 
前提条件としての学術研究倫理問題
  ・・・科学(ここでの対象は歴史科学)における他人の業績(論文・著書・アイデア等)の参照・引用ルール(違反=剽窃・盗用・盗作)をめぐって。
   
研究活動に係る不正行為・・・「盗用:研究者等が、他の研究者のアイデア、分析・解析方法、データ、研究成果、
   論文または用語を
当該研究者の
了解または適切な表示なく流用すること」(
早稲田大学の規程より)
 
 ・・・学術論文・著書においては、他人のアイデア・言説・資料・用語等に関して、適切に、カッコ「」を付したり、注記したりして
具体的に明示し、
  自分の論述部分と
区別しなければならない。(Cf.早稲田大学大学院経済学研究科の「盗用・剽窃」の学術的定義原朗『創作か 盗作か』69‐70ページ

  

原朗編著『学問と裁判――裁判所・都立大・早稲田大の倫理を問う』同時代社、2022年8月1日刊: Cf.同時代社HP:http://www.doujidaisya.co.jp/book/b608729.html

  本書の書評:
  『週刊読書人』2022-10-14号に、加藤陽子氏(東京大学教授)の書評掲載
    https://jinnet.dokushojin.com/blogs/news/20221014?_pos=1&_sid=74a916613&_ss=r

  記事 時系列掲載記事





       2024年夏季
          準備ノート






はじめに

 ヒトラー・ナチスドイツは、ユダヤ人約600万人を殺害した。射殺で、あるいはガス殺で。
どうして、そのような残虐なことが行われたのか?
 ヒトラーとその部下たちはどうしてそんなに残酷になりえたのだろうか?
これは、ナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺を知った子供たちが出す問である。
普通には考えられない残酷さは、いったい何が原因なのだろうか?
子供にどう説明したらいいのだろうか?

子供には想像もつかない世界の現実と関係しますので、 
大変むつかしい問題です。
 
1.津久井やまゆり園」(相模原市緑区)の殺傷事件(2016年)
事件:入所者19人が殺害され、職員2人を含む26人が重軽傷を負う事件
 
犠牲者の母親の言葉…「これで世間に頭を下げずに済むと思った――。長男を殺された女性に事件当時の気持ちを尋ねると、返ってきたのは安堵(あんど)の言葉だった。」(障害者の息子を殺され、安堵した母 死の3日前に記者に残した言葉・・・朝日新聞Digital, 2023.12.13
 
重度の障碍者のケアは、家族にとって過酷極まりなく、精神的肉体的に、さらに経済的にも耐えがたい負担がずっと続く。
個々の個人・家庭では到底にその負担に耐えられない。だから、福祉施設が公的負担によって、すなわち、社会的に負担によって、重度障害者をケアするシステムができている、また、社会の発展(経済的文化的精神的発達・成熟)によって、それが次第に充実してきている。
 
ところが、その福祉施設で、事件は発生。
殺害犯人=死刑囚(203月に死刑確定)の犯行「正当化」のことば・・・殺害犯人の[
「体験」から発する言葉・・・植松聖死刑囚(33)の犯行動機・・・「障害者なんていなくなればいい」。「意思の疎通ができない人たちをナイフで刺した」「障害者の安楽死を国が認めてくれないので、自分でやるしかないと思った」。衆院議長公邸に162月に手紙を持参し「障害者は不幸を作ることしかできません」などと(朝日新聞Digital, 2023.4.15)。
 
2.ナチス・ドイツのドイツ人障碍者「安楽死」作戦
 ナチス・ドイツ・・・精神障碍者を「厄介者」として、「安楽死」させる政策
  それはいつからか? 
19399月、ポーランド侵攻による戦争開始から秘密裏に。
   
それが外に漏れだした。
 1941年夏、ミュンスターの司祭の安楽死政策批判の説教。
 
 
 
 
 
3.ナチス・ドイツのユダヤ人迫害政策――差別から追放・強制移住政策へ――
  人種差別・民族差別の法律
  追放政策
  移住政策
 
 
 
 
4.ナチス・ドイツのユダヤ人殺戮作戦――独ソ戦・世界大戦の過程で急進化