ながみねWeb研究室2019年11月9日更新-ベルリンの壁崩壊30周年記念日


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. 研究倫理問題(裁判)
  ・・・科学(ここでの対象は歴史科学)における他人の業績(論文・著書・アイデア等)の参照・引用ルール(違反=剽窃盗用)をめぐって。

19-05-31
剽窃盗作とは何か? 裁判における争点:名誉毀損か剽窃盗作か? 
     先行研究・先行論文等の
適切・正確な引用・参照の明示(注記)の有無をめぐって。
 法廷提出の鑑定書・証拠資料を順次掲載予定の
「原朗氏を支援する会」Webサイトに詳しい文書情報。

5月17日付高裁提出の堀和生「小林英夫氏盗作行為の起源」(乙83証拠資料)は、明晰で秀逸・・・画期的発見・剽窃盗作の科学的証明(尹亨彬論文と原朗氏業績からの盗用手法の共通性の解明)・・・大部の公開裁判記録・文書集への序論となろう。剽窃盗用の手法のエッセンスが簡明にわかる。
  したがって、多くの学生院生の論文作成上も、必読の
参照・引用ルール入門となり必須の参考文献(反面教師としての)となろう。
 
証拠資料に明示された大量の剽窃盗用個所赤字傍線部分)は、強烈な衝撃を多くの人にあたえるであろう。
 ・・・彩流社と早稲田大学に対する通報とその現時点(8月31日)までの対応
。 

6月30日研究集会への参加者を中心とする「原朗氏を支援する会」の賛同者82名(Web署名者一覧表こちら)・高等裁判所宛て「
公正な裁判を求める要望書」(127名署名捺印・7月11日提出)

9月18日高裁判決:一審判決維持(原朗氏敗訴)
 
日本の(いや何人かの韓国の研究者も含めた)歴史学界関係者の原朗氏支援の賛同者82名をみるだけで、一審判決、そして9月18日の高裁判決が、学界の判断(科学的判定)とは違っていることが判明する。
 多くの裁判で科学的判定とは違った判決が出ていることは周知のことだが、今回の場合も、まさにそれにあてはまる。
 問題点として特筆すべきは、高裁に
はじめて提出された新証拠(上記「起源」論文、乙83証拠資料、5月17日提出)に高裁判決でいっさい触れられていないことである。これは、まさに新証拠無視として、歴史に残る不公正判決・劣悪判決・誤判決・違法判決となろう。

9月30日 原朗氏最高裁に上告。
 
新証拠(乙83)無視高裁判決の決定的欠陥=誤りを、早急に
会・学界に広く知らせる必要があろう。最高裁が、歴史に残る非科学的で不公正な誤った判断をしないように!!

10月2日 同時代社・栗原哲也氏(日本経済評論社元社長)との議論:
 最高裁に対してだけではなく、学生・院生、諸学会・関連の学界、関係出版社、一般社会向けの
情報提供のため、「原朗氏を支援する会」中心メンバー編による「電車のなかでも読める」ブックレット出版企画(案)について。

「原朗氏を支援する会」ウェブサイトをいったいどれだけの学生・院生・学会・関連出版社・マスコミ関係者が見ているだろうか?「支援する会」ウェブサイトのこと、その公開情報を広く世に知らせ訴える必要はないか?
 すでにウェブサイトで公開していること
ごく一でもブックレットにして、積極的能動的に広く世に知らせることは、「支援する会」中核メンバーの社会的責務ではないだろうか。それは、すくなくとも、呼びかけに応じて氏名公開で「支援する会」を支える82名以上の人びと、高等裁判所に「公正な裁判」を求める要望書に署名した127名以上の人びとの希望ではないだろうか?

 大部の重厚精密な裁判記録(Webサイト掲載中、書物として刊行準備中の普及版でも350ページ、完全版では700ページを超えるとか・・・高価になると予想され、購入者は研究者や図書館などに限られ、大衆性はないのではないか)への「いざない」・紹介、「序章」、「入門」、「序説」などの位置づけで――もちろんそれを通じてウェブサイトへのアクセスの増加、今後の普及版・完全版の販売に資することも願って――、画期的暴露の論文・簡明でインパクトのある
堀和生「起源」論文と証拠資料一式(乙83証拠資料)をブックレット化することは、必要不可欠と考える。
 乙83証拠資料が示す剽窃盗用の事実は、もし、それを一切カウントしないで最高裁が判決をだすとすれば、間違いなく歴史に残る破廉恥判決、ということになろう。国内外から嘲笑されることになろう。
 広く世の中に剽窃盗用の事実・手法・問題点を広報する上で、他に名案・対案があるだろうか?
 原朗氏の仕事からの剽窃盗用・手法・問題点が単純な形ではあるが1966年の「起源論文」と2011年のその「抄録」に共通している。1966年最初の論文と2011年のその「抄録」の共通性、40数年におよぶルール違反の共通性・持続性は、この二つの証拠の間に原氏の諸論文と小林氏の最初の大著とが存在するだけに、別件として一切顧みないなどということはできないのではなかろうか。

 もちろん、ブックレットの刊行にはしかるべき経費が必要であり、その普及にも労力と経費が必要である。しかし、上記の82名ないし127名を核とする支援者集団が学生・院生に講義等で紹介しディスカッションの教材とし、場合によっては卒論指導・修論指導で「反面教師」として活用して、普及に協力してくれるであろう。そう期待したい。
 もしも、「原朗氏を支援する会」関係者の協力により、良好な販売実績が達成できれば、赤字の重圧が予想される普及版や分厚い完成版の出版にも、いい影響が出るのではないか?

11月10日 自らなしうることとしては、
ツィッターやフェイスブックでの発信がありうるだろうとの示唆があった。
 なるほどと、登録だけしてまったく発信をしていなかったツィッターに、この問題を投稿することにした。そうすると、whiterabbitというペンネームの人(2014年からツィッターをやっていると)が、継続的にツィッターで剽窃問題についても発信していることを知った。さらに、「原朗氏を支援する会」をキーワードで検索すると、小島庸平氏のサイト(フォロワーhttps://twitter.com/taozikw/status/1139845041310986240)も、アクセスが多いことを知った。こうしたツィッターの輪も広がることを期待したい。

11月14日裁判記録(同時代社から刊行)は、550ページの大著になるようだ。冬休みと正月に同時代社が大車輪で仕事をする予定とか。1月中には刊行か。




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*2. 最近の研究調査活動・研究会報告・研究成果

20‐02〜03(計画)ベルリン・ドイツ技術博物館調査(Deutsches Technikmuseum Berlin)(Archiv)(航空関係所蔵文書):明治大学大型研究による調査

19-11-25〜12-05(予定)羽田発→ミュンヘン:ドイツ博物館アルヒーフ→12:05羽田着:科研費調査出張
19‐09‐30研究合宿でのコメント・議論を踏まえた添削版投稿:「航空機開発と大西洋横断――ユンカースの挑戦と航空熱――」高田馨里編著『航空の20世紀―航空熱・世界大戦・冷戦』(日本経済評論社、2020年1月刊行予定): 19‐10‐05「航空熱論文」更新・・事情変化で地図・写真をいくつか掲載可能に:写真・地図とその挿入箇所を明記した原稿を送付。
19-09-25西島教授退職記念号に投稿;「第三帝国の膨張政策とユダヤ人迫害・強制移送 1938‐1939」『横浜市立大学論叢』第71巻 社会科学系列 第2号(目次
19-09-02〜03明治大学大型研究国内合宿に参加(共著全体の報告調整と予科練平和記念館・周辺遺跡ex.ランカスター型ボイラーの調査)
19-08-25 共同研究(国際武器移転史)の共著担当章原稿提出(「航空機開発と大西洋横断――ユンカースの挑戦と航空熱――」)(目次
19‐08‐02 論文投稿(横浜市立大学論叢71巻 社会科学系列 1号)「航空機開発戦略と国際主義――ユンカースとデートマンの闘い――」(目次)(11月3日〜14日)
19-07-30 市大図書館所蔵・準貴重資料『戦線文庫』のデジタルアーカイブ化の要望(Pdf)
19-06-09〜20 羽田発―ミュンヘン・ドイツ博物館アルヒーフ航空機産業史料(ユンカース社)調査ー羽田着:明治大学大型研究による調査
19-06-08 書評投稿(7月19日号掲載)-『週刊読書人』:
ニコラス・チェア/ドミニク・ウィリアムズ『アウシュヴィッツの巻物―証言資料―』(二階宗人訳、みすず書房、2019510日刊

19-04-25 納品「第三帝国の膨張政策とユダヤ人迫害・強制移送 1938」『横浜市立大学論叢』第70巻 社会科学系列 第2号, 193-227ページ
19-01-20〜02-01史料文献調査:ドイツ博物館のアルヒーフと図書館:ユンカースとソ連、ユンカースとスウェーデンを中心に。
19-01-10 納品「フーゴー・ユンカースとドイツ民主党」『横浜市立大学論叢』第70巻 社会科学系列 第1号
学術研究会作成論文PDF

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18
-12-08学会報告:ドイツ資本主義研究会ADWG(NF)例会・合評会での問題提起・川瀬泰史著『シャハト』PPT
18-10-20学会報告:「ユンカースの大西洋横断飛行への挑戦―航空機開発と航空熱―」(政治経済学・経済史学会・秋季学術大会、一橋大学)
18-10-12発行『週刊読書人』―書評:「映画『夜と霧』とホロコースト」(スキャンファイル

18-08-25書評:「川瀬泰史『シャハト―ナチスドイツのテクノクラートの経済政策とその構想―』」『社会経済史学』Vo.84,No.2, p.120. p.121, p.122
18-08-27納品 「ユンカースの世界航空交通構想とアメリカ 1924」『横浜市立大学論叢』
第69巻 
社会科学系列 第3号.
18-03 「ナチス研究からヴェルサイユ体制下航空機産業の研究へ」『ドイツ研究』第52号
18-03(5-22納品) 「ユンカースの世界戦略とアメリカ 1919―1924」『横浜市立大学論叢』第69巻 社会科学系列 第2号(2018年3月)
18-02-16 「ユンカースの世界戦略と中国 1926―1933『横浜市立大学論叢』第69巻 人文科学系列 第1号 

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17-12-18 「ユンカースの世界戦略と中国 1919―1925」成城大学『経済研究』第218号
17-02-08 「ユンカースの世界戦略と日本 1919-1933」『横浜市立大学論叢』第68巻 社会科学系列
 第2号

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16-12-10
「ドイツ航空機産業とナチス秘密再軍備」横井勝彦編著『航空機産業と航空戦力の世界的転回』(日本経済評論社)第3章 (横井編著の U Tokyo Biblioplazaでの紹介・書評2018-10英文Twitter) 
16-10-30-11-09史料調査・ミュンヘンのドイツ博物館アルヒーフ・フリードリッヒスハーフェンのツェッペリン博物館など
16-07 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業の世界的転回―ナチス秘密再軍備の前提を考える―」『国際武器移転史』第2号
16-01-31-02-08史料調査:ベルリン・ドイツ連邦文書館(リヒターフェルデ)・・・ドイツ航空機産業とナチス秘密再軍備関係
16-01 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備」(4)『横浜市立大学論叢』第67巻 社会科学系列 第1・2合併号


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15-11-01-09史料調査旅行-フリードリッヒスハーフェンとミュンヘン
15-08-06納品『横浜市立大学論叢』第66巻 社会科学系列 第2号 「ヴェルサイユ体制下のドイツ航空機産業と秘密再軍備」(3)
15-07-26-08-07ドイツ博物館・ユンカース博物館―ドルニエ博物館調
15-05-30社会経済史学会・第82回大会(於:早稲田大学)・パネル報告 ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備の実態


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14-12-05再校(横浜市立大学論叢、人文科学系列 第66巻1号{ 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備」(2) }
14-11-10納品(横浜市立大学論叢、社会科学系列 第65巻1・2・3合併号{ 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備」(1) }
14-08-25-09-06科研費調査(ドイツ博物館文書館DMAとノルトハウゼンのミッテルバウ・ドラ

  
    (ドイツ博物館)

     
    ドイツ博物館(西南から)                ドイツ博物館・東側の門

    
ドイツ博物館の図書館、この3階にアルヒーフ(文書館)  アルヒーフの文書閲覧室のドア



14-0410刊行:翻訳:ハルトムート・ケルブレ著・永岑三千輝監訳
   瀧川貴利・赤松廉史・清水雅大訳『冷戦と福祉国家―ヨーロッパ1945-89年』日本経済評論社
   
14-0212納品:拙稿「1942年ドイツ軍需経済の課題とシュペーア―ナチス原爆開発挫折の要因分析のために―」抜き刷りPdf版
14-0202-0210科研費調査(ドイツ博物館文書館、ミュンヘン現代史研究所

13-0725-0811科研費調査(ペーネミュンデ、クンマースドルフ、ハイガーロッホとフライブルク軍事文書館
13-02-11-21科研費調査(ドイツ博物館他




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*3.市民講座・エクステンション講座等
*2019年度後期エクステンション講座「ナチズムの歴史と記憶を考える」
11月9日(土)13:00〜15:00
   第3回 深める:なぜホロコーストは起きたのか。
関連論文(コピー配布と参照リンク)
        
比較素材:ナショナリズム(特に排外的な諸形態)との対比でフーゴー・ユンカースの思想・行動・経営戦略(関連論文リス

       「ながみねWeb研究室アドレス」:http://eba-www.yokohama-cu.ac.jp/~kogiseminagamine/
       エクステンション講座で配布する資料(お手元にあるもの)の完全版は、このサイトに掲載。リンクを張って文献を呈示。

まえおき
  
極右・ネオナチ、その諸事件(最近の東部ドイツ・ハレ市でのシナゴーグ襲撃事件TV) 対 民主主義の諸勢力
  
極右・ネオナチ
アウシュヴィッツ否定論・・・公然・非公然に横行。
    しかし、ホロコーストにつながる考え方を露骨に表明、「ドイツを愛するものは、反ユダヤ主義者だ」。 
    ・・・保守系
政治家殺害事件、政治家に対する「憎悪と殺害脅迫(テレビ討論番組
          ・・・
極右・ネオナチ
に対する対抗的努力(歴史家と市民の連携)

導入
映画『サウルの息子』チラシ上映時の予告編・公式サイト
         
 背景44年春から夏43万人ほどハンガリー・ユダヤ人がビルケナウでガス殺に。
        アウシュヴィッツ・ビルケナウ、1944年10月、ゾンダーコマンドの蜂起・鎮圧事件

      ・・・史料『アウシュヴィッツの巻物ー証言資料』(週刊読書人:Web拙稿書評・A3に拡大コピー・配布)

本論・・・・ナチス・ドイツの膨張政策・戦争政策とユダヤ人迫害の諸段階(最新拙稿のゲラ・・A3拡大コピー・配布)

むすび――市民と研究者に求められること――
  
史料・事実に基づく歴史の正確な理解・その更新・・・種々の否定論(無知・忘却の大河に掉さした多様な形態)との対決







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*2018年度エクステンション講座

  
「ナチズムの歴史と記憶を考える」第3回&第4回

10月26日 ホロコーストの歴史(1)
 〜ホロコーストに至る道〜     (1)WebHPリンク・ページ
                                      

11月9日  ホロコーストの歴史(2) 〜ユダヤ人大量虐殺〜       (2)WebHPリンク・ページ



参考講義資料:ホロコーストの論理と力学
Web公開:アドレス

横浜市立大学図書館所蔵:ミュンヘン現代史研究所編・ホロコースト・ドキュメント集(VEJ)・既刊部分(16巻中の12巻)



ヴァンゼー会議記念館の門                記念館外観
  
 
 
              ヴァンゼー会議記念館の会議場

         ヴァンゼー会議の開催場所(四角カッコ)
ベルリン西南・ポツダム近く、ベルリン中心からSバーンで30分ほどのWannsee駅からバス114)
(ヴァンゼー駅の次の駅がポツダム駅)






2018-10-26PPT:ファイル 

2018-11-09 PPT:ファイル

2010-05-26 エクステンション講座「総力戦とホロコースト」:ページリンク 


参考:
2017年エクステンション講座 17-11-10 & 24 横浜市立大学エクステンション講座


ーーーーーーーーー旧研究室HPーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

旧研究室HP(研究業績インデックス

ブランデンブルク門―歴史記念写真ー解説:1933年とは何か、ヒトラー・ナチス権力掌握により、どんなことが起きたのか?0



旧HP・研究業績リスト





2019‐11-09PPTファイル