ながみねWeb研究室2020年04月06日更新


*1
. 研究倫理問題(裁判)
  ・・・科学(ここでの対象は歴史科学)における他人の業績(論文・著書・アイデア等)の参照・引用ルール(違反=剽窃盗用)をめぐって。


2020-04-06
 「原朗氏を支援する会」は、最近の状況を踏まえ、原朗氏が上告中の最高裁に対し、学術界の要請書を取りまとめて、提出することになった。支援するウェブサイト4月5日更新

 【緊急】最高裁への要請署名を集めています!(2020年4月5日更新)署名用紙(上記ウェブサイト参照)


  地裁・高裁の判決の誤りを最高裁が訂正し、学術研究倫理にしたがった公正な判決となることを願う。

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2020‐03‐11 堀和生「小林英夫氏盗作行為の起源」(乙83証拠資料)は、「原朗氏を支援する会」ウェブサイトで、現在は
非公開となっている。
       今では、原朗『創作か 盗作か』(同時代社、2020年2月20日刊)の以下のところに収録されている。

       V 驚くべき東京地裁判決
        三 原告剽窃行為新証拠の提出(2019年5月17日)
       

     大々的盗作は、この章の証拠資料に掲げられた大量の傍線部分をみると、一目瞭然。

     今でも(3月25日現在)、「全国国公私立大学の事件情報」の下記のページには、関係証拠文書が掲載されており、
     大量の
赤字傍線付き小林氏論文(下記、参考資料C・・・著作権の関係で一部だけである)をみることができる。
     
     堀和生「起源」論文につけられた参考資料の証拠資料一式を参照されたい。
参考資料
剽窃箇所対照表(一部)
・参考資料B:尹亨彬「1929年元山労働者のゼネスト」(堀監訳訂正版)
・参考資料C:小林英夫「元山ゼネスト─一九二九年朝鮮人民のたたかい」(一部)
小林氏自身による改題(小林英夫・ 福井紳一著『論戦「満洲国」・満鉄調査部事件 ―― 学問的論争の深まりを期して』彩流社 2011年より一部引用)

  この2011年彩流社が出版した論争書は、「学問的論争の深まり」を期待しているが、その基礎素材となった諸論文のなかに、
  早稲田大学学術研究倫理委員会により2020年2月25日に尹論文の「盗作」だと認定された1966年の論文が収録されているとすれば、「学問的論争」は、成り立たないのではなかろうか?
  同書におさめられた論文のすべてについて、学問的論争の前に、盗作といった不正行為がないか、検証が必要になろう。

  小林氏は、戦前日本の植民地主義・帝国主義を批判する立場ではなかったか。
  小林氏の多数の著書を、私はそのように受け止めている。
  しかし、戦後20年ほどたった1966年の時点で、1964年の北朝鮮の尹さんの論文を盗作していたとすれば、いったい、どうなるか?
  「盗み」を他の時代・他人については批判し、自分には甘い基準で問題にしない、ということか?

  *なお、この
新証拠発見(2019年5月高裁への新証拠乙83提出時に公開)の画期的意義については、私自身は、みずからの見解をだいぶ前に述べている。cf. 画期的発見。

2020‐02〜03のまとめ




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*2. 最近の研究調査活動・研究会報告・研究成果

20-03-30 新コロナウィルス問題に関する備忘録を立ち上げる(現代世界の広く深い問題群)。
20-03-16 第二次世界大戦によるUSAの飛躍的GDP膨張・その他「列強」の低迷(1938‐45のグラフ
20‐02-18〜28(計画)ベルリン・ドイツ技術博物館調査(Deutsches Technikmuseum Berlin)(Archiv)(航空関係所蔵文書):明治大学大型研究による調査(対象
      調査時の連邦文書館・技術博物館など(調査記録)

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19-11-25〜12-05(予定)羽田発→ミュンヘン:ドイツ博物館アルヒーフ→12:05羽田着:科研費調査出張
19‐09‐30研究合宿でのコメント・議論を踏まえた添削版投稿:「航空機開発と大西洋横断――ユンカースの挑戦と航空熱――」高田馨里編著『航空の20世紀―航空熱・世界大戦・冷戦』(日本経済評論社、2020年1月刊行予定): 19‐10‐05「航空熱論文」更新・・事情変化で地図・写真をいくつか掲載可能に:写真・地図とその挿入箇所を明記した原稿を送付。
19-09-25西島教授退職記念号に投稿;「第三帝国の膨張政策とユダヤ人迫害・強制移送 1938‐1939」『横浜市立大学論叢』第71巻 社会科学系列 第2号(目次)(納品2020‐02‐12:論文Pdf表紙
19-09-02〜03明治大学大型研究国内合宿に参加(共著全体の報告調整と予科練平和記念館・周辺遺跡ex.ランカスター型ボイラーの調査)
19-08-25 共同研究(国際武器移転史)の共著担当章原稿提出(「航空機開発と大西洋横断――ユンカースの挑戦と航空熱――」)(目次
19‐08‐02 論文投稿(横浜市立大学論叢71巻 社会科学系列 1号)「航空機開発戦略と国際主義――ユンカースとデートマンの闘い――」(目次)(2020-01-09納品)
19-07-30 市大図書館所蔵・準貴重資料『戦線文庫』のデジタルアーカイブ化の要望(Pdf)
19-06-09〜20 羽田発―ミュンヘン・ドイツ博物館アルヒーフ航空機産業史料(ユンカース社)調査ー羽田着:明治大学大型研究による調査
19-06-08 書評投稿(7月19日号掲載)-『週刊読書人』:
ニコラス・チェア/ドミニク・ウィリアムズ『アウシュヴィッツの巻物―証言資料―』(二階宗人訳、みすず書房、2019510日刊

19-04-25 納品「第三帝国の膨張政策とユダヤ人迫害・強制移送 1938」『横浜市立大学論叢』第70巻 社会科学系列 第2号, 193-227ページ
19-01-20〜02-01史料文献調査:ドイツ博物館のアルヒーフと図書館:ユンカースとソ連、ユンカースとスウェーデンを中心に。
19-01-10 納品「フーゴー・ユンカースとドイツ民主党」『横浜市立大学論叢』第70巻 社会科学系列 第1号
学術研究会作成論文PDF

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18
-12-08学会報告:ドイツ資本主義研究会ADWG(NF)例会・合評会での問題提起・川瀬泰史著『シャハト』PPT
18-10-20学会報告:「ユンカースの大西洋横断飛行への挑戦―航空機開発と航空熱―」(政治経済学・経済史学会・秋季学術大会、一橋大学)
18-10-12発行『週刊読書人』―書評:「映画『夜と霧』とホロコースト」(スキャンファイル

18-08-25書評:「川瀬泰史『シャハト―ナチスドイツのテクノクラートの経済政策とその構想―』」『社会経済史学』Vo.84,No.2, p.120. p.121, p.122
18-08-27納品 「ユンカースの世界航空交通構想とアメリカ 1924」『横浜市立大学論叢』
第69巻 
社会科学系列 第3号.
18-03 「ナチス研究からヴェルサイユ体制下航空機産業の研究へ」『ドイツ研究』第52号
18-03(5-22納品) 「ユンカースの世界戦略とアメリカ 1919―1924」『横浜市立大学論叢』第69巻 社会科学系列 第2号(2018年3月)
18-02-16 「ユンカースの世界戦略と中国 1926―1933『横浜市立大学論叢』第69巻 人文科学系列 第1号 

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17-12-18 「ユンカースの世界戦略と中国 1919―1925」成城大学『経済研究』第218号
17-02-08 「ユンカースの世界戦略と日本 1919-1933」『横浜市立大学論叢』第68巻 社会科学系列
 第2号

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16-12-10
「ドイツ航空機産業とナチス秘密再軍備」横井勝彦編著『航空機産業と航空戦力の世界的転回』(日本経済評論社)第3章 (横井編著の U Tokyo Biblioplazaでの紹介・書評2018-10英文Twitter) 
16-10-30-11-09史料調査・ミュンヘンのドイツ博物館アルヒーフ・フリードリッヒスハーフェンのツェッペリン博物館など
16-07 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業の世界的転回―ナチス秘密再軍備の前提を考える―」『国際武器移転史』第2号
16-01-31-02-08史料調査:ベルリン・ドイツ連邦文書館(リヒターフェルデ)・・・ドイツ航空機産業とナチス秘密再軍備関係
16-01 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備」(4)『横浜市立大学論叢』第67巻 社会科学系列 第1・2合併号


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15-11-01-09史料調査旅行-フリードリッヒスハーフェンとミュンヘン
15-08-06納品『横浜市立大学論叢』第66巻 社会科学系列 第2号 「ヴェルサイユ体制下のドイツ航空機産業と秘密再軍備」(3)
15-07-26-08-07ドイツ博物館・ユンカース博物館―ドルニエ博物館調
15-05-30社会経済史学会・第82回大会(於:早稲田大学)・パネル報告 ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備の実態


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14-12-05再校(横浜市立大学論叢、人文科学系列 第66巻1号{ 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備」(2) }
14-11-10納品(横浜市立大学論叢、社会科学系列 第65巻1・2・3合併号{ 「ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業と秘密再軍備」(1) }
14-08-25-09-06科研費調査(ドイツ博物館文書館DMAとノルトハウゼンのミッテルバウ・ドラ

  
    (ドイツ博物館)

     
    ドイツ博物館(西南から)                ドイツ博物館・東側の門

    
ドイツ博物館の図書館、この3階にアルヒーフ(文書館)  アルヒーフの文書閲覧室のドア



14-0410刊行:翻訳:ハルトムート・ケルブレ著・永岑三千輝監訳
   瀧川貴利・赤松廉史・清水雅大訳『冷戦と福祉国家―ヨーロッパ1945-89年』日本経済評論社
   
14-0212納品:拙稿「1942年ドイツ軍需経済の課題とシュペーア―ナチス原爆開発挫折の要因分析のために―」抜き刷りPdf版
14-0202-0210科研費調査(ドイツ博物館文書館、ミュンヘン現代史研究所

13-0725-0811科研費調査(ペーネミュンデ、クンマースドルフ、ハイガーロッホとフライブルク軍事文書館
13-02-11-21科研費調査(ドイツ博物館他




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*3.市民講座・エクステンション講座等
*2019年度後期エクステンション講座「ナチズムの歴史と記憶を考える」
11月9日(土)13:00〜15:00
   第3回 深める:なぜホロコーストは起きたのか。
関連論文(コピー配布と参照リンク)
        
比較素材:ナショナリズム(特に排外的な諸形態)との対比でフーゴー・ユンカースの思想・行動・経営戦略(関連論文リス

       「ながみねWeb研究室アドレス」:http://eba-www.yokohama-cu.ac.jp/~kogiseminagamine/
       エクステンション講座で配布する資料(お手元にあるもの)の完全版は、このサイトに掲載。リンクを張って文献を呈示。

まえおき
  
極右・ネオナチ、その諸事件(最近の東部ドイツ・ハレ市でのシナゴーグ襲撃事件TV) 対 民主主義の諸勢力
  
極右・ネオナチ
アウシュヴィッツ否定論・・・公然・非公然に横行。
    しかし、ホロコーストにつながる考え方を露骨に表明、「ドイツを愛するものは、反ユダヤ主義者だ」。 
    ・・・保守系
政治家殺害事件、政治家に対する「憎悪と殺害脅迫(テレビ討論番組
          ・・・
極右・ネオナチ
に対する対抗的努力(歴史家と市民の連携)

導入
映画『サウルの息子』チラシ上映時の予告編・公式サイト
         
 背景44年春から夏43万人ほどハンガリー・ユダヤ人がビルケナウでガス殺に。
        アウシュヴィッツ・ビルケナウ、1944年10月、ゾンダーコマンドの蜂起・鎮圧事件

      ・・・史料『アウシュヴィッツの巻物ー証言資料』(週刊読書人:Web拙稿書評・A3に拡大コピー・配布)

本論・・・・ナチス・ドイツの膨張政策・戦争政策とユダヤ人迫害の諸段階(最新拙稿のゲラ・・A3拡大コピー・配布)

むすび――市民と研究者に求められること――
  
史料・事実に基づく歴史の正確な理解・その更新・・・種々の否定論(無知・忘却の大河に掉さした多様な形態)との対決







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*2018年度エクステンション講座

  
「ナチズムの歴史と記憶を考える」第3回&第4回

10月26日 ホロコーストの歴史(1)
 〜ホロコーストに至る道〜     (1)WebHPリンク・ページ
                                      

11月9日  ホロコーストの歴史(2) 〜ユダヤ人大量虐殺〜       (2)WebHPリンク・ページ



参考講義資料:ホロコーストの論理と力学
Web公開:アドレス

横浜市立大学図書館所蔵:ミュンヘン現代史研究所編・ホロコースト・ドキュメント集(VEJ)・既刊部分(16巻中の12巻)



ヴァンゼー会議記念館の門                記念館外観
  
 
 
              ヴァンゼー会議記念館の会議場

         ヴァンゼー会議の開催場所(四角カッコ)
ベルリン西南・ポツダム近く、ベルリン中心からSバーンで30分ほどのWannsee駅からバス114)
(ヴァンゼー駅の次の駅がポツダム駅)






2018-10-26PPT:ファイル 

2018-11-09 PPT:ファイル

2010-05-26 エクステンション講座「総力戦とホロコースト」:ページリンク 


参考:
2017年エクステンション講座 17-11-10 & 24 横浜市立大学エクステンション講座



ーーーーーーーーー研究室HPーーーーーーーーーーーーーーー

2011年3月末(定年退職時)までの研究室HP(研究業績インデックス

2011年4月〜2012年末までの研究業績リスト



表紙ページの解説:ブランデンブルク門―歴史記念写真ー解説:1933年とは何か、ヒトラー・ナチス権力掌握により、どんなことが起きたのか?0







ーーーーーーーーー予備ーーーーーーーーーーーー

2019‐11-09PPTファイル






2011年3月末(定年退職時)までの研究室HP(研究業績インデックス

2011年4月〜2012年末までの研究業績リスト

旧研究室HP