位置関係の確認(地図・・・google earthなど)

ヨーロッパ白地図(http://www.sekaichizu.jp/atlas/europe/position.html)


ドイツ白地図(http://www.sekaichizu.jp/atlas/europe/country/germany.html)


人口

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1、ベルリン
2、ドレスデン
3、ニュルンベルク
4、ミュンヘン



1.ベルリン

@ユダヤ人の悲劇に関する新しい史跡




 ブランデンブルク門そば(かつての「ベルリンの壁」跡地)に建設されたヨーロッパ・ユダヤ人殺害記念碑の石柱群



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その記念碑建立を決めた国会決議
   「1999年6月25日、ドイツ連邦議会決議
    ドイツ連邦政府は、殺害されたヨーロッパ・ユダヤ人のための記念碑をベルリンにつくる。





「すべての将来の世代に警告する、人権を二度と再び侵害しないように、
                      常に、民主主義的法治国家を守るように、
                      人々の法律の前の同権を擁護し、いかなる独裁と暴力支配にも抵抗するように。」





開設当時の朝日新聞ニュース

朝日新聞
2005年5月26日

ベルリンのホロコースト記念碑(石柱群)について。




                                ノイエ・ワッヘNeue Wache(ノイエ・ヴァッヒェ)
                       
 


(ユダヤ人だけを特別に記念する施設は、妥当か、に関する論争、逆に言えば、「国籍、民族を問わず、兵士か市民かも問わない、すべての死者を、否定すべき戦争と暴力支配の犠牲者として追悼」することは、許されるか?」をめぐる論争・・・・日本における靖国をめぐる論争との関連・類似性と異質性)






                    ↑
ティアガルテン      ライヒスターク・ブランデンブルク門からポツダム広場への途中に、石柱群:




A「ユダヤ人問題最終解決」を議論した「ヴァンゼー会議」記念館(Haus der Wannsee Konferenz)
公式HP)

   (ベルリン郊外、ベルリン中心部から30分ほど、ポツダム駅一つ手前の駅がWannsee駅、そこからバス114で)

  最近、歴史研究の進展を踏まえて、展示史料等を新しくした。

  新しい展示史料解説書。

  しかし、なんといっても、会議そのものの議事録こそは、最重要史料。

  詳しいことは、拙著『ホロコーストの力学』を参照。


B第二次大戦後、冷戦体制下の東西ドイツ分割・・・・ベルリンの壁



(2001年8月)


「ベルリンの壁」が「ここを」通っていた、と記念する銘板と連石
  

                
            ベルリンの壁」跡 
    壁が道路を不自然に切断・分断していたことがわかる。



一部の壁は、そのまま保存(南部)。

東ドイツ時代の名残といえば、市中央部南方には、ギャラリー化された壁が残されていた。
壁にはさまざまの絵が、描かれている。





 修理後のブランデンブルク門

ブランデンブルク門とライヒスターク(国会) 

ブランデンブルク門


修理が終わったブランデンブルク門とその周辺(ウンター・デン・リンデン通り、旧市街の側) 






2.ドレスデン
  1945年2月の大空襲・・・全市破壊・・・・東ドイツの元での再建・・・東西ドイツ統一後の動向の象徴・・・聖母教会再建

町の中心だったフラウエンン教会(Frauenkirche)も、ドレスデン空襲で徹底的に破壊されていたが、
東西ドイツ統一後、再建が始まり、2006年に完成した。その教会の周辺は、建設ラッシュ。

  フラウエン教会の壁面には、黒い色のもともとの壁面の一部が、再利用されてはめ込まれている。
    (ホテルの部屋から撮影)

    再建に使いうる古い石がいかに少なかったかは、写真が示すとおり。
    多くの石が爆撃で木っ端微塵となり、また長年の風雪にさらされたのだから、当然であろう。

                                   ルター像


フラウエン教会の内部

フラウエン教会のなかでは、合唱隊・オーケストラによる音楽会が開催される。
そのなかの高いところにまで、客席があることがわかる。 

(2階席は、68ユーロ=約12000円とドイツの音楽会としてはかなり高額、
一ユーロ165円という円安のため「高額」にみえるところもあり、かつてのように1ユーロが100円程度なら、そんなに高くはない)

丸天井の近くまで、こんなに高い場所にまで、座席を作っているのには、驚嘆した。


合唱・演奏が終わった後、観客の万来の拍手に応える歌手と楽団。



ザクセン王国の首都がドレスデン・・・・「王の行列」拡大・・・マイセン磁器制のタイルに描かれた王の行列






マイセン
ザクセン王国の王室が援助して中国製磁器の導入を図り、成功したのがマイセン磁器。
そのマイセンの町(ドレスデンから電車で30分ほど)。







3.ニュルンベルク・・・・古くからの町、中世都市、帝国都市、マイスタージンガー、デューラーなどで有名。
            近くには、ロマンティック街道、その中心都市としてのローテンブルク、ディンケルスビュール、など。


  しかし、ナチ党大会の都市

  ニュルンベルク裁判の開催された都市


  ナチ党大会の都市として、過去をどのように反省し、現在に活かすか?

   写した写真、市のHPなど。






4.ミュンヘン


ミュンヘン市のナチズム関連展示物・博物館(2007年8月―9月)