ヨーロッパ統合史フォーラム
研 究 会
2010年11月14日(日)首都大学東京:政治経済学・経済史学会・秋季学術大会:
フォーラムの打ち合わせ会
日 時:2010年11月14(日)12:20〜13:30
場 所:首都大学東京 南大沢キャンパス 6号館 2階211教室
http://www.tmu.ac.jp/access.html
議 題:
1.今後の体制について
2.その他
2010年11月13日(土)・首都大学東京:政治経済学・経済史学会・秋季学術大会・
パネル(報告要旨)
(2010年11月13日・土・9時20分ー11時50分)
パネル6 欧州統合史への経済史的アプローチ-ヨーロッパ統合の初期における経済統合と国民経済
------1号館1階 110教室(9:20-11:50) |
問題提起 | 帝京大学 廣 田 功 |
報告1. | フランス石炭産業とヨーロッパ石炭鉄鋼共同体-ヨーロッパ統合とエネルギー政策- | 横浜国立大学 石 山 幸 彦 |
報告2. | 「共同体の炭鉱夫」-欧州統合初期におけるイタリア人移民労働者問題- | 共立女子大学 八十田 博 人 |
報告3. | 共通農業政策の発足とその基本的特徴 | 千葉大学 古 内 博 行 |
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司 会 | 東京経済大学 小 島 健 |
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2009年10月25日 第10回研究会(交流・打ち合わせ会)・・・政治経済学・経済史学会の秋季大会二日目
昼食時12時20分から13時15分
場所:岡山大学・津島キャンパス・5303
議題:交流・今後の企画等。
議事録:
意見交換の結果:来年の秋季大会でパネルを開催することとする。
議論の結果、作成されたパネルのプログラム案。
ヨーロッパ統合史の経済史的方法(2010年11月13日・土・午前中2時間半)
1.問題提起・・・廣田功(帝京大学・政治経済学経済史学会顧問)(10分)
2.報告
報告1(20分).フランス・石山幸彦(横浜国立大学)・・・『ヨーロッパ統合とフランス鉄鋼業』日本経済評論社、2009年11月刊をもとに、統合史の経済史的方法について(10月28日報告了承)。
報告2(20分).イタリア・八十田博人(共立女子大学)・・・・タイトルなど打診。(10月28日報告了承)
報告3(20分).ドイツ・
3.コメント
コメント1(10分).
コメント2(10分).
4.討論(60分)
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2009年7月〜9月のフォーラム関係研究会のお知らせ
1.現代史研究会におけるヨーロッパ統合史関連テーマ
現代史研究会:第473回例会(7月例会)
日時場所
2009年7月25日(土) 13:00-18:00
青山学院大学 青山キャンパス 6号館1階第四会議室
http://www.aoyama.ac.jp/other/map/aoyama.html
シンポジウム「ヨーロッパ社会・経済モデルの歴史的再検討(仮題)」
報告者
コメント廣田功氏
石原俊時氏
田中洋子氏
白川耕一氏他
この件について詳しくは、本フォーラム世話人(現代史研究会事務局長)の上原良
子さんに、おたずねください。
2.世話人代表・廣田功氏からのご案内。
G.ボシュア氏(Gerard Bossuat, Universite de Cergy-Pontoise, France)
が関西学院大学で開催されるユーロ10周年記念シンポ参加のために来日される機
会をとらえて、下記の講演会を企画しました。ご出席くださいますよう、ご案内
申し上げます。
@日時:9月16日(水)16:30-18:00
場所:東大駒場キャンパス(教室未定)
演題:The EMU, a challenge in the construction of the European identity
A日時:9月25日(金)18:00-20:00
場所:日仏会館601号室
演題:L'UEM, un defi pour l'identite europeenne(通訳付き)
(2つの講演の内容はほとんど同じです)
なお、9月24日(木)15:00-17:00、慶応大学で「仏独和解」に関する講演が予定
されています。こちらについては追って詳細をお知らせします。
追伸:Bossuatの招聘資金については、野村基金と駐日欧州代表部の協力を得ました。
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2009年1月24日 第9回研究会、立正大学(大崎キャンパス)
場所:立正大学総合学術情報センター(11号館)11階第5A会議室
・ 1時30分-3時15分
・ 第一報告:蓮見雄(立正大学) 「大西洋統合の地政学ー欧州統合と配置理論(constellation theory)」
・ 東野篤子(広島市立大学) コメント報告
・
予想される論点は、「アメリカ合衆国を欧州統合の中でどう位置づけるのか?」
(1)蓮見報告は、「そのはるか遠〜い未来に(つまり、ユーラシア大陸における欧米関係)」、(スタンスとしては国際政治経済学)
(2)東野コメントは、その現在について、(スタンスとしては政治学、コンストラクティヴィズム)
(3)そしてくフォーラム参加者の多くは、経済史系・政治史系のスタンスから、その過去に関心があると思われ、多岐にわたる論点が出るものと期待される。
15分の休憩。
・
3時30分−6時
・
第二報告:会員編著・合評会
・
3:30−4:00 二冊の編著の意図について・・・編者・遠藤乾(北海道大学)
4:00−4:30 書評:小島健(東京経済大学)
4:30−5:00 コメント:廣田功(新潟大学)
15分の休憩
5:15-6:00 討論
対象書籍
@(通史篇)遠藤乾編『ヨーロッパ統合史』名古屋大学出版会、2008年
A(史料篇)遠藤乾編『原典ヨーロッパ統合史―史料と解説』名古屋大学出版会、2008年
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2008年12月6日、第8回研究会、日仏会館(恵比寿):501号室
・
1:30-3:15
・
第一報告者:吉野良子(創価大学)
・
タイトル:「ヨーロッパ・アイデンティティの社会的構築―1970年代前半のヨーロッパ統合における「単一の声」構築過程」
・
要旨:
20世紀末以降、顕著となった統合の深化により、ヨーロッパ・アイデンティティは「政治の中心的アジェンダ」(Shore 1998,Jacobs and Maier 1998)になったとされる。しかしながら、これまでヨーロッパ・アイデンティティは、しばしば「強力な」ナショナル・アイデンティティとの対比の中で脆弱と評価されてきた(Anderson1991, Lepsius 2001, Dell'Olio 2005etc.)。二つのアイデンティティの関係性は、スタティックな二項対立図式の中でゼロサム的に把握される傾向にあったと言えよう。
これに対し本報告では、社会構築主義の立場から、ヨーロッパ・アイデンティティが初めて公式に宣言された1970年代前半の統合過程を政治的・社会的に再検討することにより、統合停滞期と理解されてきた時代において、加盟諸国が他者との関係性の中でヨーロッパとして「単一の声」となる必要に迫られるなか、ヨーロッパ・アイデンティティを政治的に構築してきたことを実証的に明らかする。と同時に、こうした対外的な声の単一化が、ナショナル・アイデンティティの再定義とともに対内的にも「単一の声」の可視化を伴うものであった事実を明らかにしたい。
・
3:30-6:00
・
第二報告者:A.シャトリオ氏Alain
Chatriot(国立科学研究センターCNNR/
・
タイトル:「フランス農業者と共通農業政策:
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2008年10月26日 第7回研究会(交流・打ち合わせ会)・・・政治経済学・経済史学会の秋季大会二日目
昼食時12時から13時10分
場所:大東文化大学:板橋キャンパス3号館・30110教室
議題:交流・今後の企画等。
政治経済学・経済史学会非会員の方で、ご参加の場合、昼食の弁当(1000円)は、事務局にお申し出いただければ(9月5日・金曜日までに)、注文しておきます。
代金は当日いただきます。
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2008年7月26日(土) 14時−18時 第6回研究会:
場所:立正大学総合学術情報センター(11号館)11階第5B会議室
キャンパスマップ:http://www.ris.ac.jp/guidance/cam_guide/osaki_map.html
アクセス:http://www.ris.ac.jp/guidance/cam_guide/osaki.html
第一報告.鈴木均(慶應ジャン・モネEU研究センター)
シューマン・プラン交渉と欧州石炭鉄鋼共同体の意思決定過程において労働組合が果たした役割1950年−55年
−ドイツ労働総同盟と石炭カルテル解体「政策」を中心として
1.発表概要
2.発表内容
2−1.何故労働組合はシューマン・プランを支持したのか。何を支持したのか。
2−2.労組指導者は、どのように政府代表交渉団に加わり、どのように最高機関委員に選出されたのか。
2−3.労組はどのように最高機関の石炭カルテル解体政策を阻止したのか。何故阻止しようとしたのか。
3.史料、参考文献
3−1.一次史料
3−2.参考文献
Hitoshi Suzuki, “Digging for European Unity: the Role Played by the Trade Unions in the
Schuman Plan and the European Coal and Steel Community from a German
Perspective 1950-1955,” Ph.D. (History and
Civilization), European University Institute,
鈴木均「ユーラトム、ドイツ再軍備とドイツ労働総同盟(DGB)1950−1960年」『日本EU学会年報』第28号(日本EU学会、2008年4月)92-112頁。
鈴木均「欧州横断ネットワークの先駆 −欧州統合初期において労働組合が開いた可能性と限界」『現代史研究』第52号(現代史研究会、2006年12月)1-12頁。
鈴木均「初の「欧州アクター」だったのか? −ドイツ労働総同盟(DGB)の欧州統合理念及び欧州石炭鉄鋼共同体への参画過程」、田中俊郎、庄司克宏編『EUと市民』(慶應大学出版会、2005年)237-277頁。
第二報告.益田実(三重大学人文学部):
「失われた機会」を求めて:超国家的統合の登場とイギリスの対応,1950-58年
・「船に乗り遅れた」論の起源>> ・超国家的統合プラン登場前夜:40年代末から50年代初頭のイギリスとヨーロッパ
・ 戦後イギリスの経済的衰退と対米依存の進展
・ シューマン・プラン直前時点でのイギリスの対ヨーロッパ協力政策
・ アトリー政権と二つの統合プラン:「可能な限り緊密な協力関係」という政策の形成
・ 「統合」の限界と「協力関係」の限界:チャーチル政権と二つの統合プラン
・ 共同市場提案とイギリスの対6ヵ国戦術の修正
・ 自由貿易地帯構想による対抗とその挫折
・ あらかじめ「失われた機会」?―統合参加という選択肢はいつ排除されたのか
・ 船は一艘しかなかったのか?:第三の道の可能性
レジュメ(アップロード7月18日)アドレス:
益田ホームページhttp://www.za.ztv.ne.jp/npiquet/papers/index.htmlの一番上に「最新」として掲載。
ファイルへの直接のリンク・・・http://www.za.ztv.ne.jp/npiquet/papers/tougousi_26_july_2008.pdf
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2008年4月18日・19日 EEC設立50周年記念国際シンポジウム
最新情報は日仏会館ウェブサイトでご確認下さい。http://www.mfj.gr.jp/cal_ja_2008-04.html
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2008年4月17日 日仏会館・東大DESK共催のEEC設立50周年記念国際シンポジウム(4月18日・19日)「欧州統合の半世紀と東アジア共同体」で来日のハルトムート・ケルブレ教授(ベルリン大学)に、横浜市大での講演(特別講義)をお願いしました。ご関心のある方は、ご参加ください。
ハルトムート・ケルブレ教授(ベルリン・フンボルト大学)・特別講義:2008年4月17日
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2008年1月26日(土) 14時−18時 第5回研究会:
場所:立正大学総合学術情報センター(11号館)11階第5A会議室
キャンパスマップ:http://www.ris.ac.jp/guidance/cam_guide/osaki_map.html
アクセス:http://www.ris.ac.jp/guidance/cam_guide/osaki.html
報告者:
石山幸彦(横浜国大)「戦後フランスにおける経済計画と鉄鋼共同市場」
板橋拓己(北海道大学法学研究科学術研究員)「「中欧」から「ヨーロッパ合衆国」へ?―ナウマンの中欧構想と戦間期におけるその継承者たち」
2007年12月〜2008年1月 兵器産業・武器移転史フォーラムとの合同研究会等
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2007年10月28日(日曜日):昼休み・政治経済学・経済史学会秋季学術大会の場(静岡大学会場)で、フォーラムのミーティング(会場設定済み) :意見交換・今後の予定の相談など。
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2007年5月12日 14:00―17:30 第4回研究会(CHEESEとの合同研究会)
会場: 立正大学大崎キャンパス2号館地下1階第3会議室
地図とキャンパス案内:立正大学ホームページ(http://www.ris.ac.jp)のキャンパス案内をご覧下さい。JR大崎,五反田両駅より徒歩7分です。
報告者:
小島健氏(立正大学経済学部教授・フォーラム世話人)
「欧州経済協力連盟の設立」
【趣旨】欧州経済協力連盟は,ベルギー前首相ポール・ヴァンゼーラントが中心となって設立した欧州統合推進団体の一つである。連盟は経済的側面からの研究・協力を目的として,第二次大戦後の欧州運動において重要な役割を担った。連盟やチャーチルの欧州合衆国委員会が中心となり1948年5月にはハーグで欧州大会が開催され欧州統合に向けて重要な一歩が踏み出された。本報告では,連盟設立の経緯,ハーグ大会開催の準備の検討を通じて,1940年代後半における欧州運動の一端を明らかにしたい。
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黒田友哉氏(慶応大学大学院法学研究科 政治学専攻 博士後期課程)
「モレ政権のユーラフリック共同市場構想とローマ条約の成立:1956年―57年(仮)」
【趣旨】外交史アプローチから、同時期におけるユーラフリック共同体構想の採択と変遷を検討したい。具体的には、首相ギ・モレの欧州統合構想を踏まえた上で、海外領土の再編を目的とした基本法の成立過程、ローマ条約における海外領土市場の連合過程において見られたフランスの国家戦略を冷戦、脱植民地化といった国際環境要因に注目しながら、分析していきたい。
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2006年12月9日 第3回の研究会: CHEESEおよび「ヨーロッパ統合史研究会European Integration History Project・EIHP(Japan)」との共催。
「統合史研究の現在ー課題と方法」
日時:12月9日午後1時半ー6時
場所:東京大学経済学部第3教室(新棟3階)
報告者:廣田功「ヨーロッパ統合史の社会経済史的方法」
遠藤乾「『ヨーロッパ統合史』の成立と課題」
益田実 「イギリスにおけるヨーロッパ統合史研究の動向:論点・方法の変遷と分類
- 外交史的視点から」(報告レジュメ等HP参照)
小島健(コメント)
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2006年10月29日(日曜日)昼休み:政治経済学・経済史学会秋季学術大会(明治大学・御茶ノ水校舎)において、
ヨーロッパ統合史フォーラムの参加者の意見交換・今後の予定の相談など。
参加者、ご関心のある方々は、フォーラムの場(受付でご確認ください)に、ご参集ください。
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2006年7月29日 第2回研究会 東京大学本郷キャンパス 経済学部 経済学研究科棟3階 第2教室 1:00―5:00
「戦後ヨーロッパ社会経済秩序と1930年代―思想史からの再検討」をテーマに、現代史研究会・CHEESEとの共催で研究会。
報告者、司会者、コメンテーター、レジュメ等、詳しい研究会のご案内
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2006年5月20日 第1回研究会
[東京大学現代ヨーロッパ経済史教育プログラム(CHEESE)との共催]