「民情報告」(Meldungen aus
dem Reich・・・刊行本で全17巻)
「民情報告」第2巻:1939年10月9日ff. ポーランド侵攻・勝利の民衆意識
「民情報告」第3巻:1939年11月13日ff.イギリスからの宣伝ビラ、チェコ人へのイギリスの宣伝ビラ増加
「民情報告」第4巻:1940年3月15日ff.ドイツの新聞による西側列強による中立侵犯に対する非難報道→対仏電撃的勝利の熱狂
「民情報告」第5巻:1940年7月5日ff.イギリス侵攻と短期の戦争終結の希望・・・・むなしくなる
「民情報告」第6巻:1940年11月18日ff.イタリアのギリシャとの戦争の失敗は、軍事同盟国にイタリアに対する批判を強めた。
「民情報告」第7巻:1941年4月22日ff. ロシア(ソ連)との戦争が近づいているとの噂が繰り返しあったので、6月22日のドイツの攻撃は、「顕著なショッキングな作用」は確認できなかった。むしろ、それまでよりも勝利の確信が確認できる。
「民情報告」第8巻:1941年8月18日ff. 8月後半から、「戦争の長期化が民衆の広範な層のなかで大きな危惧となってふくれ上がっていた」
「民情報告」第9巻:1941年12月18日ff.
42年第一四半期の特徴・・・新聞やラジオの報道に対する信頼のゆらぎ、疑念の拡大
1月30日のヒトラー演説への失望感(ロシア側の防衛力の強さ) 冬物衣料収集の呼びかけ・・・ドイツ軍の冬季軍備の不十分さへの驚愕
「民情報告」第10巻:1942年3月30日ff. ケルン大空襲の衝撃
「民情報告」第11巻:1942年7月23日ff. コーカサスなどでの戦果にもかかわらず、戦争が4年目にはいって民衆の中に、あきらめの境地。
戦時捕虜・外国人労働者への危惧、距離感
「民情報告」第12巻:1942年11月5日ff. スターリングラードの敗北および連合軍の北アフリカ上陸による戦局の根本的転換の影響、敗北情報の本国への伝播戦局全般に関する国民の全般的危惧、「戦争の転換点」の意識、ゲッベルス演説とそれへの反応・・・懐疑的態度
「民情報告」第13巻:1943年3月1日ff.
「民情報告」第14巻:1943年5月31日号.
これ以降は、「国内問題に関する保安部報告SD-Bericht zu Inlandfragen1943年6月7日-1943年9月9日」
「民情報告」第15巻:[SD-Bericht zu Inlandfragen]1943年9月13日―1943年12月27日
「民情報告」第16巻::[SD-Bericht zu Inlandfragen]1943年12月27日―1944年4月20日
「民情報告」第17巻・戦争の末期・絶望・敗北主義の諸相:[SD-Bericht zu
Inlandfragen]1944年5月4日-7月27日
これ以降は、個別報告のみ。