ReadDB登録トウロク情報ジョウホウ2005年ネン11月ガツ現在ゲンザイ
	研ケン究キワム業ギョウ績ツムギ			ReadDB登録トウロク情報ジョウホウ（ダウンロード）	2007年ネン9月 現在
	�T-1　著書チョショ(研究書ケンキュウショ）:
5	ヨーロッパ統合トウゴウの社会シャカイ史シ-背景ハイケイ・論理ロンリ・展望テンボウ- Social History of the European Integration:  Background, Logic, and Vision, Nihonkeizaihyoronsha 2004	共キョウ	2004年ネン１月ガツ刊行カンコウ予定ヨテイ→2月ガツ26日ニチ刊行カンコウ予定ヨテイ→2月ガツ27日ニチ刊カン	日本ニホン経済ケイザイ評論ヒョウロン社シャ(科研カケン費ヒ出版シュッパン助成ジョセイ）	vii+372p. 廣田功（東京大学大学院経済学研究科教授）氏との共編著、他の執筆者は,H・ケルブレ(ベルリン・フンボルト大学教授)、雨宮昭彦（千葉大学大学院社会文化科学研究科教授）、B.コーリア（パリ第13大学教授）、小野塚知二（東京大学大学院経済学研究科教授）、A・メルレル（イタリア・サルデーニャ、サッサリ大学文哲学部教授）、新原道信（中央大学文学部教授）の各氏。　　　　　　　　　　　　          　　        　　　      　 　「帝国」の理念と論理が、二つの世界大戦の悲劇とそれを踏まえたヨーロッパ諸国民の主体的努力を通じてヨーロッパにおいて克服されたこと、人類の生存と発展の道としての「共同体」の理念と論理の発生、展開、現状（幾多の非統合要因、分散要因、異質要因を内包した緊張関係のなかで維持され、発展している現状）を多様な角度から解明。ヨーロッパ社会史とその研究の到達点を国際的共同研究で解明。 　よこはま21世紀フォーラム第17回大会「ヨーロッパ統合と日本」の成果報告書(歴史社会分野)の発展形態（科学研究費補助金・研究公開促進費：課題番号１５５３１８）。 　「普通の人々」の見地からする民主主義的な地球共同体・人類共同体の構築への思考素材の提供。現在の帝国主義的権力主義的傾向（ネオコン・ブッシュ政権とこれに追随する勢力に露骨、しかし、身近な大学｢改革｣などにも露呈する諸傾向・諸勢力）への歴史内在的な間接的・迂回的な批判。
4	ホロコーストの力学リキガク -独ドクソ戦セン・世界セカイ大戦タイセン・総力戦ソウリョクセンの弁証法ベンショウホウ-	単タン	「マルコポーロ」事件ジケンの95年以降ネンイコウの既キ発表ハッピョウ論文ロンブン(『戦争センソウ責任セキニン研究ケンキュウ』、『現代史ゲンダイシ研究ケンキュウ』、『横浜ヨコハマ市大シダイ論叢ロンソウ』などに掲載ケイサイ）をもとに、ドイツの文書モンジョ館カンでの史料シリョウ発掘ハックツ・検証ケンショウを踏フまえて、大幅オオハバに添削テンサクを施ホドコし、書下カキオろしの第ダイ7章ショウを加クワえ、2002年ネン8月ガツにドイツ短期タンキ出張中シュッチョウチュウにコブレンツ文書モンジョ館カンで書カき上アげた。	青木アオキ書店ショテン，2003年ネン8月ガツ24日ニチ刊行カンコウ(8月ガツ22日ニチ発売ハツバイ）：http://211.1.114.120/	242+78p.  極悪非道な前代未聞の刑事犯に対しても、法廷は証拠資料を冷静入念に調査して、犯罪事実と刑の重さを確定する。事実と責任の所在をできるだけ正確に解明すること、その点で歴史的世界史的悲劇の研究においても同じスタンスが必要であろう。 世界史的悲劇ホロコーストを対象とする場合にも、その悲劇から真の教訓を見出し、平和構築に活かすためには、その歴史現象をそれが発生した状況と場において、諸事実の内的連関をリアルに解明していく必要がある。 その点からすれば、ホロコーストは、20世紀前半の巨大な諸国家・諸民族・諸政治潮流がぶつかり合う世界戦争の激烈な諸利害・諸要求のせめぎあいと闘いのダイナミックな発展的展開のなかにおいて（一言で言えば弁証法的展開において）、解明していく必要がある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 具体的検証対象には、ヒトラー絶滅命令の発布時期を巡る論争と証拠文書類をとりあげる。予防歴史学・建設と創造の歴史学としての方法的見地で、歴史・社会・人間における危険な諸要因を解析し、21世紀の世界を切り開いてきた危機克服の英知と勢力を認識し、立体的に総合する必要性を確認する。 ナチ国家指導部（ヒトラー、ヒムラー、ハイドリヒ）のヨーロッパ・ユダヤ人絶滅政策への転換の決定的画期＝41年12月説の見地。その後の展開は，世界大戦・総力戦の死闘・敗退局面のなかで先鋭化し徹底していく。 弱さの表現としての残虐さ！！　占領支配の強さの表現ではなく、弱さと危機の表現としての残酷さ！！｢ 帝国｣と人種主義的支配の原理的弱さの証明・・・｢共同体｣と民主主義的融合の原理的強さの血による証明・・・20世紀後半以降の世界の支配的原理(反帝国主義・反植民地主義・民主主義)の獲得は、多大の血の犠牲の上に。
3	独ドクソ戦センとホロコースト	単タン	2001年1月	日本ニホン経済ケイザイ評論ヒョウロン社シャ（平成ヘイセイ12年度ネンド　文部科学省モンブショウ出版シュッパン助成ジョセイ）　　　  　なお、本書ホンショは、日本ニホン図書館トショカン協会キョウカイの第ダイ2323回カイ（選定センテイ日ビ2001年ネン2月ガツ4日ニチ）選定センテイ図書トショに選エラばれた。学生ガクセイ・院生インセイの諸君ショクンには本書ホンショの購入コウニュウが厳キビしいかもしれないが、地元ジモトの公共コウキョウ図書館トショカンなどに入ハイっている可能性カノウセイがあるので、読ヨみたい場合バアイには図書館トショカンを調シラべてみて欲ホしい。	vii＋481＋47p.　 ホロコーストの理解において独ソ戦の展開が持つ決定的重要性を実証。 独ソ戦の長期化・泥沼化、さらに敗退過程と世界大戦による劣勢の状況でホロコーストは展開する。 経済的治安秩序的な諸条件と占領地の民衆および本国の民衆を統合する必要から、治安当局の攻撃の的がマイノリティとしてのユダヤ人に絞らる。 危機の深刻化の段階・状況・場に応じて、ユダヤ人抹殺が進む。 このことを帝国(ライヒ)保安本部作成「事件通報ソ連」、ゲシュタポの「国家警察重要事件通報」、ヒムラー個人参謀部文書(ドイツ連邦文書館NS19)などを主として利用しつつ解明。
2	ドイツ第三帝国のソ連占領政策セイサクと民衆ミンシュウ  1941-1942	単	1994年9月	同文館	V+398p. 概要：　我が国ドイツ史（西洋史）研究において未解明の戦時期の諸問題のうち、東方大帝国・世界強国をめざすドイツ第三帝国のソ連占領政策の問題を解明。  ユダヤ人大量虐殺の問題を世界大戦の経過、ドイツ第三帝国の最初の軍事的危機、「冬の危機」、それにつぐ軍事的劣勢化と治安秩序維持の危機と関連させて把握すべきことを実証的に解明。
1	1939  ドイツ第三帝国と第二次世界大戦	共	1989年9月	同文館	pp.19-3pp.151-198 共著者：井上茂子、木畑和子、芝健介、矢野久 担当　第１章第２節「政治と経済、国家と経済」、および、 第３章「第三帝国のフランス占領とドイツ経済界」 概要：　政治と経済、国家政策と経済界の利害の密接な相互関係を見ていく見地から、第三帝国のフランス占領でドイツ経済界がどのような行動を取ったかを実証。
	�T-1　著書チョショ(研究書ケンキュウショ）: 担当タントウ章ショウ執筆シッピツの単行本タンコウボン
7	戦後センゴ再建サイケン期キのヨーロッパ経済ケイザイ−復興から統合へ−	共キョウ	1998年2月	日本ニホン経済ケイザイ評論社ヒョウロンシャ（平成9年度文部省出版助成）	廣田ヒロタ功イサオ、森モリ建資タテシ編ヘン　pp.55-95 　担当タントウ：第二ダイニ章ショウﾄﾞｲﾂ戦後再建の人間的社会的基礎　　　　概要ガイヨウ：　スターリングラード敗北以降イコウ、1千セン数百万スウヒャクマン人以上のドイツ人東方難民・疎開民・被追放民を抱えるにいたる戦後センゴドイツ、その敗戦直後のドイツ社会で生じた「革命的」根本的な社会的変化をブローシャトなどの研究によって指摘。戦後再建の主体的担い手の人間的基礎を考える。
6	20世紀セイキ資本シホン主義シュギの生成セイセイー自由ジユウと組織化ソシキカ	共キョウ	1996年1月	東京トウキョウ大学ダイガク出版会シュッパンカイ（1995年度ネンド文部省モンブショウ科学カガク研究費ケンキュウヒ出版シュッパン助成ジョセイ）	pp.313−342　権上ゴンジョウ康男ヤスオ･廣田ヒロタ明アキラ･大森オオモリ弘ヒロキ喜ヨロコ他ホカ　　　　担当:第10章　ナチ体制下の戦後構想とドイツ資本主義の組織化　　　概要ガイヨウ：　ヒムラーや親衛隊エリート・オーレンドルフの戦後構想、「経済の奇跡」の担い手エアハルトの戦後構想、反ナチ抵抗派クライザウ・グループの戦後構想などを紹介し、戦後平和の枠組みが戦時期にさまざまの政治潮流によって、どのように形成されていたかを解明。
5	自国ジコク史シを越コえた歴史レキシ教育キョウイク	共	1992年11月	三省堂	pp.192ー207西川正雄、伊集院立、黒田多美子、坂野智一、佐藤健生担当章：ドイツ＝ポーランドの対話（二）、　　　概要：　「勧告」と西ドイツの教科書制度　連邦共和国の各州文部省に問い合わせて得られた資料をもとに、歴史教科書の改善のあり方を指摘。今日の日本の歴史教科書問題を考える素材を提供する。
4	地域チイキと国家コッカ	共	1992年2月	日本ニホン経済ケイザイ評論ヒョウロン社シャ(科研カケン費ヒ出版シュッパン助成ジョセイ）	遠藤輝明編著　廣田明、廣田功、大森弘喜、秋元英一　　pp.273-319　　担当章：第五章地域・民族・国家-両大戦間のズデーデン問題-ハプスブルク帝国で支配的地位にあったドイツ系住民のすむズデーテン地域のナショナリズムの転変を権力状況・経済状況の変化と関連させつつ解明。
3	転換期テンカンキにおける資本シホン・労働ロウドウ・国家コッカ-両大戦間の比較史的研究-	共	1988年2月	東京大学出版会（昭和62年度文部省刊行助成）	pp.123-151 広田功，奥田央，大沢真理，他 担当の章 「第三帝国チェコスロヴァキア共和国解体とイ・ゲ・ファルベン」 概要：　ズデーテン問題を契機にチェコを解体した第三帝国の膨張とともに、巨大化学企業イ・ゲ・ファルベンもチェコの企業を獲得して、バルカン支配への拠点を築く。
2	政治と思想-村瀬ムラセ興雄オキオ先生センセイ―古稀コキ記念キネン西洋史セイヨウシ研究ケンキュウ論叢ロンソウー	共	1983年9月	立正大学文学部西洋史研究室	pp.85-119  共著者：木崎良平，三宅立，垂水節子，栗原優，網川政則，三宅正樹，黒川康，延広知児，石塚正英，青木信家，相良匡俊 担当章 「第三帝国における国家と経済−化学工業独占体イ・ゲ・ファルベン社とオーストリア併合」 概要：　ヴェルサイユ体制下の世界的競争のために結集したドイツ化学工業が、ナチス権力とともに、まずはオーストリア併合で、現地企業を傘下に収め、南東ヨーロッパへの拠点を構築する
1	国家コッカと経済ケイザイ-フランス・ディリジスムの研究ケンキュウ	共	1982年ネン(3月ガツ）	東京大学出版会（昭和56年度文部省刊行助成)	遠藤輝明編、共著者：広田明，権上康男，大森弘喜，広田功，原輝史，秋元英一、 担当の章「第三帝国における国家と経済−ヒトラ−の思想構造にそくして−」　　　　　 概要：　国家指導＝ディリジスムの第三帝国における特質は何か？　ヒトラーの『わが闘争』を丹念に読み解けば、構造的立体的組み立てが明らかになる。彼の個々の言説の背後を貫く民族主義の熱情、ドイツ民族至上主義、民族帝国主義の体系、そこからくる政治運動の論理が明らかになる。 第1次世界大戦の敗北の総括と克服としての思想体系、武力を持って世界強国ドイツの建設をめざす捲土重来の思想体系である。
				国家コッカと経済ケイザイ：科研カケン費ヒ報告書ホウコクショ1980	上記ジョウキ『国家コッカと経済ケイザイ』の前提ゼンテイとなった科研費研究報告書（1980）の担当部分においては、国家指導をめぐる論争・研究史ケンキュウシを批判的に検討。
	�T-2　著書チョショ(教科書キョウカショ等トウ）（分担ブンタン執筆シッピツ）
3	外国ガイコク経営ケイエイ史シの基礎キソ知識チシキ	共キョウ	2005年ネン2月ガツ刊行カンコウ	有斐閣	経営ケイエイ史シ学会ガッカイが編集ヘンシュウした『教科書キョウカショ』としての基礎キソ知識チシキシリーズに、1項目コウモク執筆シッピツ:　ナチス期キの戦後センゴ構想コウソウから「経済ケイザイの奇跡キセキ」、ヨーロッパ統合トウゴウへの道ミチにおけるドイツ企業キギョウの行動コウドウ
2	卒業ソツギョウ論文ロンブンを書カくーテーマ設定セッテイと資料シリョウの扱アツカい	共キョウ	1997年ネン(2004年ネンに第ダイ3刷サツ）	山川ヤマカワ出版社シュッパンシャ	歴史レキシ科学者カガクシャ協議キョウギ会カイ編ヘン　　　　担当:「ヒトラーナチスと第三帝国の権力」・・・学部の卒業論文でも、公刊された史料集、ニュルンベルク裁判記録などに挑戦し、その史料への沈潜から、何らか独自なものを見つけ出す必要性を強調。
1	西洋セイヨウ経済ケイザイ史シ	共キョウ	1982年4月	青林書院新社	松田智雄編の西洋経済史教科書改訂版，遠藤輝明，関口尚志，椎名重明，弓削達，他。　「管理経済とその諸類型」の項目中，「ナチ体制的経済統制」について叙述，政治指導の方向性が経済統制のあり方を決定する。
	�U翻訳ホンヤク
3	ウォルター･ラカー編ヘン　　「ホロコースト大事典ダイジテン」	共キョウ	New　　　　　2003年ネン10月ガツ	柏カシワ書房ショボウ(書店ショテンHP)	総ソウページ数スウ750　共キョウ訳ヤク者シャ：井上イノウエ茂子シゲコ、木畑キバタ和子カズコ、芝シバ健介ケンスケ、長田ナガタ浩彰ヒロアキ、永岑ナガミネ三千輝ミチテル、原田ハラダ一美カズミ、望田幸男、望田幸男
2	ウルリッヒ・ヘルベルト著チョ「ホロコースト研究ケンキュウの歴史レキシと現在ゲンザイ」Ulrich Herbert, Tendenzen der Holocaust-Forschungen	単タン	2002年1月	横浜市立ヨコハマシリツ大学ダイガク論ロン叢・社会科学系列・第53巻第1号（2001年ネン7月ガツ16日ニチ原稿ゲンコウ提出テイシュツ）	pp.127 -164. 横浜市立大学国際学術セミナー（2001年2月28日、商文棟2階の大学院演習室にて開催）での講演原稿に、帰国後加筆し、文献注を付したものを翻訳。  第三帝国研究の第一人者による研究史総括として、歴史における啓蒙の意義、歴史研究の意味と課題を考える上で貴重な示唆を豊富に含む。 学生、院生の多くに研究とは何か、何をなすべきか、何に注意すべきかに留意しつつ、読んでもらいたいもの。
	ハルトムート･ケルブレ著チョ	共キョウ	平成ヘイセイ9年９ネン5月５ガツ	日本ニホン経済ケイザイ評論社ヒョウロンシャ
1	ひとつのヨーロッパへの道ミチ				訳者ヤクシャ：　雨宮アメミヤ昭彦アキヒコ･金子カネコ邦子クニコ・永岑ナガミネ三千輝ミチテル･古内フルウチ博行ヒロユキ
	Hartmut Kaelble, Auf dem Weg zu einer europäischen Gesellschaft		第2ダイ２サツ刷サツ10年１０ネン4月４ガツ		解説カイセツ：廣田ヒロタ功イサオ
	�V.学術ガクジュツ論文ロンブン
43	アウシュヴィッツへの道―｢過去の克服」の世界的到達点の見地から―(4)	単タン	締シめ切キり2008年ネン1月ガツ31日ニチ		リストNo.39,40,42,の続き (4) ポーランド占領初期のユダヤ人ゲットー化政策―ハイドリヒの指令― (5) 40年春のヒムラーの秘密覚書 (6) 総督府ランクの希望とマダガスカル計画―電撃戦勝利の段階―
42	アウシュヴィッツへの道―｢過去の克服」の世界的到達点の見地から―(3)	単タン	2007年ネン8月ガツ24日ニチ原稿ゲンコウ完成カンセイ	『横浜市立大学論叢』　第59巻、人文科学系列、1.2合併号、木下キノシタ芳子ヨシコ教授キョウジュ退職タイショク記念キネン号ゴウ	リストNo.40のつづき：　 2.ポーランド侵略開始・民族強化政策と「ユダヤ人問題」   (1) ポーランド侵攻の正当化と開戦の陰謀―暗号名「ヒムラー」作戦―   (2) 併合地域・東方のドイツ民族強化・ゲルマン化―大帝国の中核構築―   (3) 戦時下におけるゲルマン化政策の修正―「民族リスト」政策―
41	„Neoliberale Strömungen in Japan und die Reformen der Universitäten. Das Beispiel der Yokohama City Universität“	単タン	2007年ネン7月ガツ19日ニチ投稿トウコウ→2008年ネン3月ガツ刊行カンコウ予定ヨテイ	『横浜市立ヨコハマシリツ大学ダイガク論叢ロンソウ』第ダイ59巻カン・斉藤サイトウ毅ツヨシ憲ノリ教授キョウジュ退官タイカン記念キネン号ゴウ	ベルリン大学（フンボルト大学）における講義： 日本における新自由主義の潮流と大学改革の関連を歴史的に位置づける。 　明治維新における近代的西欧の学問・大学制度の導入から解きほぐし、第二次大戦後のアメリカ的改革（大学にはフンボルト大学的諸制度の強固な維持）を経て、社会構造の根本的変化と関わらせつつ、今日に至る流れを説明。 　ドイツ人を中心とする聴講生（外国人が2割から3割とは、全講義担当のケルブレ教授の言）に日本の大学・大学院の大きな発達史を解説。 国と市の財政危機がグローバル化の荒波と重なって荒療治の「3学部統合」と「改革」をもたらし、アメリカニズム（「米英語帝国主義」）が支配して、ヨーロッパ諸言語・諸文化が片隅に追いやられ、戦後の大学が持っていた自治的要素が壊滅的に打撃を受けたことを説明。 　ヨーロッパ諸文化・諸言語を含めた教養・専門の再構築、真の自治再建こそが、活力ある大学への道であることを主張。
40	アウシュヴィッツへの道―｢過去の克服」の世界的到達点の見地から―(2)	単タン	2006年ネン10月ガツ5日ニチ投稿トウコウ -2007年ネン3月ガツ刊行カンコウ予定ヨテイ→2007年ネン9月ガツ11日ニチ初校ショコウ終了シュウリョウ→	『横浜ヨコハマ市立シリツ大学ダイガク論叢ロンソウ』第ダイ58巻カン、社会シャカイ科学カガク系列ケイレツ、1･2・３合併ガッペイ号ゴウ（柴田シバタ悟一サトイチ教授キョウジュ退官タイカン記念キネン号ゴウ）	リストNo.39の続き:　 日本(帝国指導者･軍部・官僚等の国家組織、その大衆的支持勢力がさまざまの反対派を押さえ込みつつ)が、ヒトラーと組んで世界戦争への道･侵略戦争への道を歩んだこと、その厳然たる事実関係も、当然に、いまいちどヒトラーとの関連で確認することになる。 　帝国主義の論理とは、強国(列強)がそれぞれに、弱小民族･国家の領土･財産を奪い支配するという論理であった。それは、第一次大戦の悲劇を経ても世界的には克服されず、第二次世界大戦まで支配した列強の論理であった。  帝国主義に反対する民族独立の戦いは、正当な権利であり、｢戦争はお互い様｣ではない。強盗が侵入し、これと戦う人は、｢戦い｣という点で「どちらもどちら」、｢お互い様｣、｢喧嘩両成敗｣なのではない。 二つの世界大戦の悲劇を通じてやっと確立された民主主義の国際的原理をあいまいにし、正義と不正義の関係を混乱させる排外的ナショナリズムを批判するための一素材。 ｢過去の克服｣を達成した世界の水準に遅れる諸潮流を俎上に載せるための素材。　　　　　　　　　　　　　　 第一章　１、（つづき） (4) 領土拡大政策の第一段階とフリッチ危機−｢帝国水晶の夜｣と1939年1月30日国会演説− (5) ポーランド侵攻の構想ｰ領土拡大の第二段階へ−
39	アウシュヴィッツへの道ミチ―｢過去カコの克服コクフク」の世界的セカイテキ到達トウタツ点テンの見地ケンチから―(1)	単タン	2006年ネン10月ガツ4日ニチ投稿トウコウ-2007年ネン3月ガツ1日ニチ刊行カンコウ	『横浜ヨコハマ市立シリツ大学ダイガク論叢ロンソウ』　第ダイ58巻カン、人文ジンブン科学カガク系列ケイレツ、1.2合併ガッペイ号ゴウ	pp.55-95 ニュルンベルク裁判の証拠資料を読み直す。 裁判(そこでの証拠資料)が明らかにした基本的事実関係を、今日の世界の基本的原理的到達点（列強の帝国主義戦争･覇権競争の時代の克服、脱植民地主義、脱帝国主義、脱覇権主義など）から再確認する。 すなわち、ニュルンベルク裁判の歴史的意義を再認識する作業を、「アウシュヴィッツへの道」を解明するという問題意識に絞って行う。 目　次 はじめに 第一章　ヒトラー・ナチス指導者の世界観・思想構造・戦略 　１．ドイツ民族の「生存圏」拡大戦略 (1) ヒトラーの『わが闘争』と『続･わが闘争』 (2) 民族共同体の構築＝ヒトラー独裁体制確立と再軍備･四カ年計画 (3) ホスバッハ･メモに見る具体的な戦争計画
38	東ヒガシガリツィアにおけるホロコーストの展開テンカイ	単タン	2006年ネン1月ガツ15日ニチ原稿ゲンコウ提出テイシュツ→4月ガツ再校サイコウ終了シュウリョウ→5月ガツ末マツ３校コウ終了シュウリョウ→8月ガツ完成カンセイ	関東カントウ学院大ガクインダイ学ガク経済ケイザイ学部ガクブ『経済系ケイザイケイ』第ダイ227集シュウ：故野田敬一教授追悼記念号	pp.53−67　　関東カントウ学院大ガクインダイ学ガク経済ケイザイ学部ガクブ・故コ野田ノダ敬一ケイイチ教授キョウジュ追悼ツイトウ記念キネン号ゴウへの投稿トウコウ：　　　　1941年ネン10月ガツが移送イソウ政策セイサクから絶滅ゼツメツ政策セイサクへの過渡期カトキであることを東ヒガシガリツィアに即ソクして紹介ショウカイ。大々的ダイダイテキな絶滅ゼツメツ政策セイサクへの転換テンカン＝ヒトラー命令メイレイ＝41年ネン12月ガツ説セツの実証的ジッショウテキ補強ホキョウ、ホロコーストの論理ロンリと力学リキガクにおける独ドクソ戦セン・世界セカイ大戦タイセン・総力戦ソウリョクセンの推移スイイの重要性ジュウヨウセイを強調キョウチョウ。
37	特殊トクシュ自動車ジドウシャとは何ナニか-移動型イドウガタガス室シツに関カンする史料シリョウ紹介ショウカイ-	単タン	2005年ネン3月ガツ原稿ゲンコウ提出テイシュツ：12月ガツはじめ入稿ニュウコウ→2006年ネン2月ガツ1日ニチ初校ショコウ→7月ガツ5日ニチ再校サイコウ→12月ガツ6日ニチ三校サンコウ提出テイシュツ、07年ネン3月刊ガツカン行ギョウ。	『横浜ヨコハマ市立シリツ大学ダイガク論叢ロンソウ』第ダイ56巻カン第ダイ3号ゴウ：川内カワウチ克カ忠チュウ教授キョウジュ退官タイカン記念キネン号ゴウ	pp.123-142・・・秘密ヒミツのガス自動車ジドウシャSonderwagenの開発カイハツ・技術ギジュツ改善カイゼンに関カンする治安チアン警察ケイサツ・保安ホアン部ブ秘密ヒミツ文書ブンショのオリジナルの写真シャシン紹介ショウカイ・解説カイセツ
36	総力戦ソウリョクセンとプロテクトラートの「ユダヤ人ジン問題モンダイ」	単タン	2005年ネン1月ガツ原稿ゲンコウ提出テイシュツ→2006年ネン2月ガツ刊カン	『横浜ヨコハマ市立シリツ大学ダイガク論叢ロンソウ』内藤ナイトウ純ジュン郎ロウ教授キョウジュ退官タイカン記念キネン号ゴウ(第ダイ56巻カン、人文ジンブン科学カガク系列ケイレツ、第ダイ3号ゴウ）	05年ネン11月ガツ10日ニチ、三校サンコウ提出テイシュツ（責セキ了リョウ）：2006年ネン2月ガツ刊行カンコウ：pp.159-206　　　ハイドリヒが41年ネン9月末ガツマツにプロテクトラート・ベーメン・メーレン保護ホゴ領リョウ総督ソウトク代理ダイリに任命ニンメイされ、反抗ハンコウ・反ハンドイツの機運キウンの高タカまる占領地センリョウチ統治トウチ課題カダイに直面チョクメンして活動カツドウしたこととホロコーストの展開テンカイの関連性カンレンセイを追跡ツイセキ。　　　　全ゼンヨーロッパ・ユダヤ人ジンの戦時下センジカ移送イソウ＝｢疎開ソカイ」＝「大々的な絶滅政策への転換＝ヒトラー命令＝41年12月説の実証的補強
35	ホロコーストの論理ロンリと力学リキガク−総力戦ソウリョクセン敗退ハイタイ過程カテイの弁証法ベンショウホウ−	単タン	2004年ネン3月ガツ予定ヨテイ(5月ガツ刊行カンコウ）	横浜ヨコハマ市立シリツ大学ダイガク論叢ロンソウ・第ダイ55巻カン　社会シャカイ科学カガク系列ケイレツ　第ダイ3号ゴウ(矢吹ヤブキ晋ススム教授キョウジュ退官タイカン記念キネン号ゴウ）	pp.265-296　拙著セッチョ『ホロコーストの力学リキガク』（青木アオキ書店ショテン、2003年ネン）の序章ジョショウとして準備ジュンビした論考ロンコウに添削テンサクを行オコナったもの。著作チョサクには、この論考ロンコウのエッセンスだけを「序ジョ」ととしてまとめ、拙著セッチョ冒頭ボウトウに掲載ケイサイした。そこで、当初トウショ構想コウソウの序章ジョショウは、論叢ロンソウ論文ロンブンとして公表コウヒョウ。
34	The Strategies of the Jananese Government and Trade Associations	単タン	Heidelberg,　2002（Springer Verlag）	Globalization and Regional　Dynamics.　East Asia and the European Union from the Japanese and the German Perspective, ed. ｂy Wolfgang Klenner/ Hisashi Watanabe	pp.43−49.　日独ニチドクシンポジウム（ボーフム会議カイギ）で日本ニホン政府セイフと経団連ケイダンレン等トウ日本ニホンの経済界ケイザイカイの対タイアジア経済ケイザイ政策セイサク、円エン圏ケン構想コウソウ、宮沢ミヤザワ構想コウソウ、アジア地域チイキ経済ケイザイの安定化アンテイカと発展ハッテンのためになすべき諸課題ショカダイについて紹介ショウカイし、若干ジャッカンのコメント。日本ニホンのアジア関係カンケイとEUの地域チイキ経済ケイザイとの相互ソウゴ連繋レンケイの段階的ダンカイテキ相違ソウイなど。
33	繰クり返カエされる歴史レキシの歪曲ワイキョク−歴史レキシ修正シュウセイ主義シュギ	単タン	2000年9月	『別冊ベッサツ歴史レキシ読本ドクホン』56号ゴウ、特集トクシュウタイトル『ヒトラー神話シンワの復活フッカツ』	ネオナチ、極右キョクウ、人種ジンシュ主義者シュギシャ、反ハンユダヤ主義者シュギシャの歴史レキシ歪曲ワイキョクが今日コンニチまで繰クり返カエされていることを指摘シテキし、流布ルフしている諸ショ見解ケンカイを批判的ヒハンテキに吟味ギンミする必要性ヒツヨウセイを訴ウッタえる。
32	独ドクソ戦センの現場ゲンバとホロコーストの展開テンカイ	単タン	2000年3月	『横浜市立ヨコハマシリツ大学ダイガク論叢ロンソウ』第シダイ５０巻カン　社会シャカイ科学カガク系列ケイレツ　第ダイ２・3合併ガッペイ号ゴウ）平成ヘイセイ１１年ネン３月ガツ・・形式的ケイシキテキ発行ハッコウ日ビ）	ｐｐ.43-90　四一年41ネン夏ナツのソ連レンにおけるユダヤ人ジン殺戮サツリクの無差別ムサベツ化カはなにによるか。それはヒトラーの大々的ダイダイテキなユダヤ人ジン「絶滅ゼツメツ命令メイレイ」によるのではない。独ドクソ戦センの現場ゲンバとヒトラー、軍グンの最高サイコウ指導シドウ部ブの命令メイレイ類ルイとソ連レン軍グンの猛烈モウレツな抵抗テイコウ、ドイツ軍グンの苦境クキョウ、ドイツが占領センリョウした広大コウダイな地域チイキの治安チアン状態ジョウタイなどのベクトルの総合ソウゴウとして把握ハアクしなければならないことを解明カイメイ。
31	ヒトラー「絶滅ゼツメツ命令メイレイ」とホロコースト	単タン	2000年1月	『土地トチ制度セイド史シ学ガク』第ダイ166号ゴウ、2000年ネン1月ガツ	ｐｐ.37-46.　ヒトラー「絶滅ゼツメツ命令メイレイ」をめぐる最近サイキンの内外ナイガイの研究ケンキュウを批判的ヒハンテキに総括ソウカツし、四一年41ネン「冬フユの危機キキ」、世界セカイ大戦タイセン化カとポーランド、西欧セイオウユダヤ人ジンへのホロコースト政策セイサクへの移行イコウを主張シュチョウ。
30	ドイツ軍事グンジ大国化タイコクカはなぜ実現ジツゲンしたのか	単タン	1999年9月	『歴史レキシ地理チリ教育キョウイク』No.598,　1999年１９９９ネン9月号９ガツゴウ	pp.14−19第二次世界大戦勃発、その出発点としてのヨーロッパ戦争の勃発(1939年9月1日ドイツのポーランド奇襲攻撃）60周年を記念し、ソ連東欧の崩壊、20世紀前半までの帝国主義列強の世界争覇戦の遺産の最終的清算、冷戦解体という今日の到達点にたって、ドイツの軍事大国化の諸条件を見直した。
29	ドイツ歴史学レキシガクと現実ゲンジツ政治セイジ-第三ダイサン帝国テイコク戦セン時期ジキをめぐる最近サイキンの論争ロンソウから-	単タン	平成ヘイセイ11年１１ネン6月７ガツ	『歴史レキシ評論ヒョウロン』No.591、　1999年９９ネン7月号７ガツゴウ	pp.2―14、1998年９８ネンドイツ歴史レキシカ家カ大会タイカイで論争ロンソウになった「体制タイセイ正統化セイトウカの学問ガクモン」としての歴史学レキシガク（コンツェ、シーダーなど）の問題モンダイと冷戦レイセン史観シカンの亡霊ボウレイが独ドクソ戦セン開始カイシをめぐる問題モンダイでも横行オウコウしていることを批判的ヒハンテキに紹介ショウカイ。
28	ウッチ・ゲットー問題モンダイとヘウムノ・ガス自動車ジドウシャ「安楽死アンラクシ」作戦サクセン	単タン	平成ヘイセイ11年１１ネン3月ガツ	『横浜ヨコハマ市立シリツ大学ダイガク論叢ロンソウ』社会シャカイ科学カガク系列ケイレツ、第50巻第1号	pp.1-32. ヒムラー個人コジン参謀サンボウ部ブﾄﾞｷｭﾒﾝﾄ（BA　NS　１９）により、ヒトラーのユダヤ人ジン移送イソウ「希望キボウ」がウッチ・ゲットーの受け入ウケイれ不フ可能カノウな諸事情ショジジョウ･難問ナンモンにぶつかって挫折ザセツし、他方タホウで「冬フユの危機キキ」への全体的ゼンタイテキな戦局センキョク転換テンカンでドイツ支配下シハイカのヨーロッパ全域ゼンイキでの生贄イケニエ排除ハイジョ要求ヨウキュウの圧力アツリョク・ベクトルの高タカまりを解明カイメイ。　絶滅ゼツメツ政策セイサクの力学リキガク構造コウゾウを明アキらかにする。ソ連投入予定の移動型ガス室（「特殊自動車」）が「一時凌ぎ」策としてウッチゲットー問題解決のために投入されるプロセスを解明。
27	ユダヤ人ジン東方トウホウ移送イソウ政策セイサクとウッチ・ゲットー問題モンダイ	単タン	平成ヘイセイ11年１１ネン2月２ガツ（形式上の刊行は平成9年9月）	横浜市立ヨコハマシリツ大学ダイガク論叢ロンソウ・社会シャカイ科学カガク系列ケイレツ・第49巻ダイ４９カン第1号ダイ１ゴウ	pp.51−100.　ヒムラー個人コジン参謀サンボウ部ブ、ライヒ保安ホアン本部ホンブなどのﾄﾞｷｭﾒﾝﾄをもとに、移送イソウ政策セイサクから絶滅ゼツメツ政策セイサクへの転換テンカンが、1941年１９４１ネン9月９ガツ中旬チュウジュン以前イゼンではありえないこと、10月１０ガツ初旬ショジュンの文書ブンショのやりとりからみて、10月１０ガツ下旬ゲジュンが転換点テンカンテンだったこと、それは全体ゼンタイとしての戦局センキョクの転換テンカン、モスクワでの敗退ハイタイから第三ダイサン帝国テイコクの最初サイショの深刻シンコクな「冬フユの危機キキ」への転換テンカンテンと重カサなることを検証ケンショウ。
26	ホロコーストのダイナミズム−｢絶滅ゼツメツ政策セイサク」に関カンする史料シリョウ批判ヒハンと史料シリョウ発掘ハックツの意義イギ	単タン	平成ヘイセイ10年１０ネン6月６ガツ	日本ニホンドイツ学会ガッカイ『ドイツ研究ドイツケンキュウ』第ダイ26号２６ゴウ	ｐｐ.20-33. カーリン・オルト、クリスチャン・ゲルラッハの最新サイシンの史料シリョウ批判ヒハンと資料シリョウ発掘ハックツの意義イギを紹介ショウカイし、ホロコーストのダイナミズムを独ドクソ戦センの展開テンカイ、および世界大戦化セカイタイセンカとの関連カンレンで見ミていくとき、絶滅ゼツメツ政策セイサクへの基本的キホンテキ転換テンカンが｢冬フユの危機キキ」、1941年１９４１ネン12月１２ガツ以降イコウと見ミなければならないことを強調キョウチョウ。栗原クリハラ批判ヒハンの第二ダイニ弾ダン。
25	独ドクソ戦センの展開テンカイ・世界セカイ大戦化セカイタイセンカとﾎﾛｺｰｽﾄの力学リキガク	単タン	平成ヘイセイ10年１０ネン3月２ガツ	横浜市立大学ヨコハマシリツダイガク紀要キヨウ・社会シャカイ科学カガク系列ケイレツ・第ダイ1号１ゴウ,1998年１９９８ネン	pp.81-123：ブラウニング、栗原クリハラ優マサルなどの研究ケンキュウの批判的ヒハンテキ検討ケントウ, ヨーロッパ・ユダヤ人ユダヤジンの絶滅ゼツメツ政策セイサクへの転換テンカンを「冬フユの危機キキ」「真珠湾シンジュワン攻撃コウゲキ」と対米タイエイ戦線センセン布告フコクなどによる戦争センソウの泥沼化ドロヌマカ、文字モジどおりの世界大戦セカイタイセン化カと関連カンレンさせて理解リカイ。
24	ホロコーストとアウシュヴィッツの真実−第三帝国の戦争政策の展開とユダヤ人大量虐殺−	単	平成７年	『経済学季報』第45巻第2号	pp.1-58　概要：アウシュヴィッツのガス室の構造、死体焼却ショウキャク、ガス室シツの機密性キミツセイ・換気扇などの能力アップなどについて、最新の研究と一次ドキュメントをもとに解明。「アウシュヴィッツの嘘」の議論の虚妄性を明らかにして批判
23	アウシュヴィッツの真実とホロコースト研究の現段階−「アウシヴィッツの嘘」の虚妄性	単	平成７年12月	現代史研究会『現代史研究』第41号	pp.1-22　概要：ネオナチ、人種主義潮流が賞賛する似非化学的・似非科学的なロイヒター・レポート、および「ルドルフ鑑定書」を欧米の歴史科学の成果に依拠しつつ事実に基づいて批判し、同時に、ホロコースト研究の到達点をサーベイ。
22	疎開と逃避行、追放による難民化  −敗戦前後の東部地域のドイツ人民衆−	単	平成７年9月	『経済学季報』第45巻第1号	pｐ.1-64　敗戦直前と敗戦の過程におけるドイツ人民衆の動向、東部ドイツ・東欧から追放された一千数百万人の運命について、わが国ではまったく紹介されていない一次史料をもとに、解明。
21	ドイツ第三帝国の戦争政策の展開とホロコースト	単	平成７年	日本の戦争責任資料センター『戦争責任研究』第8号	pp.17-21月刊誌『マルコポーロ』に出たアウシュヴィッツ否定、ガス室否定の暴論を批判する視座を確定するために、ナチ国家機関、占領機関の秘密資料など物的証拠をもとに、戦争政策、戦局の展開とユダヤ人虐殺政策の展開を関連づけたもの。
20	「七月二〇日」事件前夜のドイツ人民衆の動向−民衆の「麻痺」の構造の理解のために」	単	平成７年	『経済学季報』第44巻第3･4合併号	pp.1-56　1944年初夏、ソ連軍はドイツ国境に迫り、西部戦線では米英軍のノルマンディー上陸によって、東西両戦線でドイツ軍の崩壊は目前となった。その段階での民衆の意識状況、新たな「匕首伝説」的状況について、秘密警察ドキュメントを中心素材にして解明。
19	スターリングラード敗北と総督府の全体状況	単	平成６年11月１１ガツ	『経済学季報』第44巻第2号	pp.1-85総督府の統治体制の危機状況を連邦文書館Bundesarchiv N19 ヒムラー幕僚文書などで解明。ホロコーストの背後にあった占領統治構造の問題性をえぐる。
18	『冬の危機』総力戦ソウリョクセンへの転換テンカンと占領地の治安秩序（1)(2)	単	平成5年11月ガツ/平成6年9月	『経済学季報』第43巻第第4号/第44巻第1号	pp.1-51pp.1-70概要：1941年秋から冬にかけてソ連占領地における危機と民衆の意識構造をライヒ保安本部などの一次史料で解明
17	独ソ戦勃発初期ライヒと占領地の「平穏」と「不穏」の重層構造	単	平成5年10月	『経済学季報』第43-第2号,第3号	pp.1−73、pp.1−73概要：　ライヒ保安本部の秘密報告によって、独ソ戦初期の治安状況を追跡。ホロコーストの始動諸要因を解明。
16	ゲシュタポ報告にみる国家コッカ敵対的テキタイテキ事件ジケンの諸相ショソウ― 1941 年ネン夏ナツ―	単	平成5年9月	『経済学季報』第ダイ43巻カン第ダイ1号ゴウ	pp.1-106概要：ライヒ（帝国）保安本部の極秘情報、「事件通報ソ連」や「国家警察重要事件通報」などの第一級の一次史料をもとに、戦時下の経済的困難と民衆の動向との関連を解明。
15	ヨーロッパの戦後改革−フランスとドイツ−	共	平成4年5月	有斐閣『社会経済史学の課題と展望』	pp.328-334  共著者フランス（廣田功）概要：冷戦の解体、東欧社会主義圏の消滅を踏まえて、戦後改革が持った意味を解明する必要性を研究史的に指摘。
14	ドイツにおける戦後改革―その主体的シュタイテキ要因ヨウインを手テがかりに-	単	平成4年4月	『土地制度史学』第135号	pp.35-47 1992年度土地制度史学会の秋季学術大会共通論題報告
13	ドイツ第三帝国のソ連占領政策（一）（二）（三）	単	平成4年3月10月、12月	『経済学季報』第41巻-3・4合併号第42-1,第42-2号	pp.3-106, pp.33-103, pp.1-104  概要：戦後世界を規定した強国ソ連の生成過程をドイツ第三帝国との戦い、それに勝利する過程に焦点をあて、わが国で未解明のドイツ占領政策を一次史料によって追跡、解明。
12	ドイツ第三帝国の占領政策と民衆意識の変遷　-オランダ・ベルギー・ルクセンブルクを中心に-	単	平成3年9月	『経済学季報』   第41-1号	pp.37-110、概要：　ライヒ(帝国テイコク)保安ホアン本部ホンブ第ダイ�V局キョク･内国ナイコク情報ジョウホウ部ブが作成サクセイした「秘密民情報告（Meldungen aus dem Reich）」(一次イチジ史料シリョウ）を基礎的キソテキな素材ソザイにして、民衆がドイツの占領政策にどのように反応していったかを解明。
11	ドイツ第三帝国のオランダ・ベルギー占領センリョウとその軍事グンジ経済的ケイザイテキ利用リヨウ	単	平成3年6月	『経済学季報』第40-4号	pp.29-74、概要：わが国では未開拓のベネルクス諸国にたいするドイツ第三帝国の占領政策を解明。
10	民族問題と地域・国家―国際的コクサイテキ権力ケンリョク政治セイジとズデーテン問題モンダイ―	単	平成2年3月	『経済学季報』第39-4号	pp.143-166、概要：恐慌期前後のズデーデンにおけるドイツ民族主義の高揚激化とドイツにおけるナチス権力掌握との関連を、我が国では未解明の一次史料で追跡。
9	ズデーデン問題の発生と展開―民族ミンゾク問題モンダイと地域チイキ・国家コッカ、権力ケンリョク政治セイジとの関連カンレンで―	単	平成元年12月	『経済学季報』第ダイ39巻カン第ダイ3号ゴウ	pp.1-60、概要：十九世紀末チェコ人・ナショナリズム運動の展開から第一次大戦によるチェコスロヴァキア共和国成立の過程で、ドイツ人が支配民族の地位からマイノリティに転落。それを抱え込んだ新生共和国の問題性を一次史料で解明。
8	電撃戦から総力戦への転換期における四ヶ年計画 ―ドイツ戦争センソウ経済ケイザイの一イチ局面キョクメン　  （一）（二）	単タン	昭和63年10月ガツ・12月ガツ	『経済学季報』第ダイ38巻カン第ダイ2号ゴウ、第ダイ3号ゴウ	pp.51-93、pp.87-151、概要：1942年春、四ヶ年計画庁は総力戦への転換に伴ってそれまでの活動を総括する極秘文書を作成した。これを詳細に紹介して、ドイツ戦争経済が抱えていた問題を解明。
7	ドイツ第三帝国とイ・ゲ・ファルベン―企業キギョウ史シに関カンする最近サイキンの研究ケンキュウの批判的ヒハンテキ検討ケントウ―	単	昭和63年3月	『経済学季報』第ダイ37巻カン第ダイ4号ゴウ	ｐｐ.75−120　イ・ゲ・ファルベン者シャに関カンするピーター・ヘイズの研究ケンキュウ『工業コウギョウとイデオロギー―ナチキにおけるイ・ゲ・ファルベン―』が持モつ問題点モンダイテンを検討ケントウ。東ヒガシドイツのイ・ゲ・ファルベン批判ヒハンの見地ケンチ、ニュルンベルク裁判サイバンの見地ケンチの問題モンダイ性セイを踏フまえつつ、企業キギョウ史シの批判的ヒハンテキ研究ケンキュウに求モトめられる要件ヨウケンを考カンガえた。
6	第三帝国支配下のズデーテンラントにおける経済的ケイザイテキ社会的シャカイテキ状態ジョウタイ	単	昭和62年3月	『経済学季報』第ダイ36巻カン第ダイ4号ゴウ	pp.123-137　概要：ブラウマンドルの開拓者的業績の批判的紹介。ズデーテンラント住民の経済的状態と政治的潮流の関係を解明。
5	第三帝国のポーランド占領政策とイ・ゲ・ファルベン	単	昭和61年6月	『経済学季報』第ダイ35巻カン第ダイ1号ゴウ	pp.95-132　概要：第三帝国はポーランドに対し電撃戦によって攻撃し，回廊部分を併合し，残りを総督府の支配下においたが，イ・ゲ・ファルベンはこの過程でポーランドの３企業を掌中にし，化学生産を掌握した。その過程を一次史料にもとづいて解明。
4	イ・ゲ・ファルベン社とナチ体制―私的シテキ独占ドクセン体タイと国家コッカとの諸ショ関係カンケイ―	単	昭和60年3月	『経済学季報』第ダイ34巻カン第ダイ3・4合併ガッペイ号ゴウ	pp.27-102　概要：大戦後の弁護論の論点を批判的に解明することを通じてナチ体制の軍需生産に於いてイ・ゲ・ファルベン社が果たした役割をニュルンベルク裁判関係の一次史料をもとに解明。
3	「西ドイツ＝ポーランド教科書勧告」と西ニシドイツの歴史レキシ教育キョウイク　　　（上）（中）（下）	共	昭和60年2月-４月ガツ	教育科学研究会　　『教育』No．449-451	共同執筆者：西川正雄，伊集院立　他。　担当部分：（中）No.450，
2	ニュルンベルク裁判文書と若干のアルヒーフ史料シリョウについて	共	昭和53年	現代史研究会『現代史ゲンダイシ研究ケンキュウ』29	pp.43−70　共同執筆者：木畑和子　概要：ドイツ現代史研究におけるニュルンベルク裁判文書の意義を解明。
1	ナチスの農村進出-シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州について-(1)(2)	単タン	昭和ショウワ49年ネン	『経済学ケイザイガク季報キホウ(立正リッショウ大学ダイガク）』、（以下イカ同ドウ）	pp.27-41,pp.1-38　概要：ナチスがワイマール末期に於て飛躍的に得票をのばした州であるシュレスヴィヒ・ホルシュタインに焦点を当て，農村民の経済的テキ苦境クキョウとナチスの早期ソウキ的テキ浸透シントウの関連カンレンを地帯チタイ構造的コウゾウテキに探サグる。
	�W書評ショヒョウ､インタヴュー、その他タ
20	書評ショヒョウ：フランク=ロタール・クロル著チョ小野オノ清美キヨミ・原田ハラダ一美カズミ訳ヤク『ナチズムの歴史レキシ思想シソウ』柏カシワ書房ショボウ、2006年ネン	単タン	2007年ネン8月ゲツ原稿ゲンコウ提出テイシュツ	社会シャカイ経済ケイザイ史シ学会ガッカイ
19	書評ショヒョウ：矢野ヤノ久ヒサシ『ナチス・ドイツの外国人−強制労働の社会史』現代ゲンダイ書ショ館カン	単タン	2006年ネン	『経営史ケイエイシ学ガク』Vol.41, NO.1/June 2006	0512原稿ゲンコウ送付ソウフ：pp.75-77
18	NEW　インタヴュー記事キジ『ホロコーストの力学リキガク』・・・｢歴史的レキシテキ実証ジッショウの力チカラ」｢解トきあかされるホロコーストとの論理ロンリと力学リキガク：(聞き手キキテは編集長ヘンシュウチョウ・米田ヨネダ綱ツナ路ミチ氏シ）	単タン、　　聞き手キキテは編集長ヘンシュウチョウ・米田ヨネダ綱ツナ路ミチ氏シ	2004年1月	『図書トショ新聞シンブン』第ダイ2662号ゴウ（2004年ネン1月ガツ24日ニチ土曜日ドヨウビ）	ホロコーストを｢第一次ダイイチジ世界セカイ大戦タイセンとその帰結キケツの深刻シンコクな問題性モンダイセイ」、｢比較ヒカク研究ケンキュウのなかでのジェノサイドの共通性キョウツウセイと相違ソウイ」、｢民衆ミンシュウの意識イシキを敏感ビンカンに感カンじていたヒトラー」、｢1918年ネンシンドローム」、「敵対的テキタイテキな力関係チカラカンケイの全体ゼンタイ状況ジョウキョウとホロコースト」、諸ショファクターの相互ソウゴ関係カンケイを立体的リッタイテキに見ミる必要性ヒツヨウセイ」、｢歴史的レキシテキ実証ジッショウによっていくつもの『なぜ』を解トく」など、拙著セッチョ『ホロコーストの力学リキガク』青木アオキ書店ショテン、2003年ネンのエッセンスを説明セツメイ。
17	New　書評ショヒョウ：アラン･ブロック著チョ『対比タイヒ列伝レツデン　ヒトラーとスターリン』(全ゼン3巻カン）、草思社ソウシシャ、2003年ネン8月ガツ25日ニチ刊カン	単タン	2003年11月	『図書トショ新聞シンブン』第ダイ２６５４号ゴウ（2003年ネン11月ガツ15日ニチ土曜日ドヨウビ）	驚嘆するのはブロックの学問的活動の息の長さと持続する頭脳の明晰さ、初版ショハン刊行カンコウ時ジ(77歳サイ）、2003年ネン11月ガツ現在ゲンザイ８９歳サイ。改訂版カイテイバンを書カく執念シュウネンに敬意ケイイ。翻訳者ホンヤクシャの良心的リョウシンテキ態度タイドもすばらしい。ヒトラーとスターリンと言イう指導シドウ者シャの個性コセイをドイツとソ連レンの社会シャカイの歴史的レキシテキ個性コセイと関連カンレンさせてみていくのに有益ユウエキ。「歴史的レキシテキ人物ジンブツを考察コウサツするには、その関心カンシンと情熱ジョウネツがどのような全体ゼンタイ的テキ事業ジギョウに向ムけられたかを見ミなければなりません」(ヘーゲル『歴史レキシ哲学テツガク講義コウギ』上ジョウ、岩波イワナミ文庫ブンコ、61ページ）という洞察ドウサツを念頭ネントウに置オきながら、独ドクソと当時トウジの世界セカイの全体的ゼンタイテキ問題モンダイ状況ジョウキョウを見ミていく必要ヒツヨウがある。その示唆シサを与アタえる。
16	インタヴュー記事キジ「独ドクソ戦センとホロコースト研究ケンキュウ」	単タン、聞き手キキテ・菊池キクチ氏シ・村松氏ムラマツシ	2003年3月	【特集・ナチスの時代】『歴史地理教育』No.６５１、	pp.一14-21、ホロコースト研究ケンキュウの新アタラしい動向ドウコウについて、歴史レキシ地理チリ教育キョウイク編集ヘンシュウ担当タントウ・菊地キクチ宏ヒロヨシ義ギ氏シ(都立トリツ三田ミタ高校コウコウ）および村松ムラマツ邦ホウ崇スウハイ氏シ（横浜市立ヨコハマシリツ上ウエ山ヤマ小学校ショウガッコウ）のインタヴューに応コタえたもの。質問シツモン　１．ナチスのユダヤ人ジン殺戮サツリクの｢計画性ケイカクセイ」は？　２、｢ホロコーストの推進者スイシンシャ・組織ソシキは？　3、どうして絶滅ゼツメツ政策セイサクに移行イコウしたか？　４．日米ニチベイ開戦カイセンとホロコーストの関係カンケイは？　５.ヒトラーのユダヤ人ジン「絶滅ゼツメツ命令メイレイ書レイショ」の存在ソンザイの有無ウムは？　６．ユダヤ人ジン労働力ロウドウリョクをどうして活用カツヨウしなかったのか？　７．歴史レキシ教育キョウイクでホロコーストを扱アツカう注意点チュウイテンは？
15	書評ショヒョウ：工藤クドウ章アキラ『現代ドイツ化学工業史―IGファルベンの成立・展開・解体―』ミネルヴァ書房、1999年	単タン	2002年1月	『土地トチ制度セイド史学シガク』第ダイ174号ゴウ	ｐｐ.68―70.イ・ゲ・ファルベンファルベン社シャの成立セイリツから崩壊ホウカイまでの手堅テガタい実証的ジッショウテキ研究ケンキュウとして、高タカく評価ヒョウカ。イ・ゲ・ファルベンの生命力セイメイリョク、後継コウケイ会社ガイシャヘキスト、バイヤー、ＢＡＳＦなどの成長力セイチョウリョクなどの背景ハイケイにある経営者ケイエイシャのエートス的テキ側面ソクメンなどの展開テンカイを今後コンゴに期待キタイ。
14	書評ショヒョウ：アンソニー・リード／デーヴィッド・フィッシャー著根岸隆夫訳『ヒトラーとスターリン』上(死の抱擁)，下（バルバロッサ作戦）、みすず書房，2001年	単タン	2001年9月	『図書トショ新聞シンブン』2551号ゴウ（9月ガツ29日ニチ号ゴウ）	不倶戴天フグタイテンの敵テキであるヒトラーとスターリンがなぜ1939年ネン八月8ガツに独ドクソ不可侵フカシン条約ジョウヤクを結ムスんだのか、その背後ハイゴにあった国際的コクサイテキ歴史的レキシテキ諸条件ショジョウケンは何ナニか、それを平易ヘイイに説明セツメイした好著コウチョ。
13	インタヴュー記事キジ   ｢インタヴュー･永岑ナガミネ三千輝ミチテル氏シに聞キく『独ドクソ戦センとホロコースト』」	単タン	2001年3月	『図書トショ新聞シンブン』2527号ゴウ（3月ガツ24日ニチ号ゴウ）	編集長ヘンシュウチョウ米田ヨネダ綱路氏シのインタヴューに応オウじ、拙著セッチョの基本的キホンテキ主張シュチョウ点テン，従来ジュウライの学説ガクセツ，諸ショ言説ゲンセツへの批判ヒハン点テンを説明セツメイ。ホロコーストを独ドクソ戦センのダイナミズムの中ナカで把握ハアクすべき事コト、その点テンからゴールドハーゲンの史観シカンと叙述ジョジュツの一面性イチメンセイ、視野シヤの狭隘キョウアイ性セイを批判ヒハン(インタヴューは2001年ネン2月ガツ9日ニチ午後ゴゴ1‐2時ジ）。
				米田氏ヨネダシ著チョ｢はじまりはいつも本ホン」に紹介ショウカイ。
12	ドイツにおける「普通フツウの人ヒトびと」の戦争センソウ犯罪ハンザイ論争ロンソウ	単タン	2000年10月	日本ニホン経済ケイザイ評論ヒョウロン社シャ『評論ヒョウロン』No.121,　　2000.10	p．1‐3.　ベルリン大学ダイガク法学部ホウガクブ教授キョウジュの作家サッカベルンハルト・シュリンクの『朗読ロウドク者シャ』が描エガくルーマニア・ドイツ人ジンの女性ジョセイの悲劇ヒゲキ（ナチと戦争センソウの犠牲者ギセイシャであり、同時ドウジに、ユダヤ人ジン迫害ハクガイへの荷担カタン者シャ、戦犯センパンとして追及ツイキュウされる不幸フコウ）、プリーモ・レーヴィが描エガく強制キョウセイ収容シュウヨウ所ショ囚人シュウジンのユダヤ人ジンにおけるヒエラルヒーと加害カガイ・被害ヒガイの重層的ジュウソウテキ連関性レンカンセイなど、第三ダイサン帝テイ国コクの問題モンダイを見ミる視点シテンの変化ヘンカを踏フまえつつ、ゴールドハーゲン的テキ還元カンゲン主義シュギを批判ヒハンし、拙著セッチョ『独ドクソ戦センとホロコースト』の見地ケンチを紹介ショウカイ。
11	書評ショヒョウ：田村タムラ栄子エイコ『若ワカき教養キョウヨウ市民シミン層ソウとナチズム』名古屋ナゴヤ大学ダイガク出版シュッパン会カイ	単タン	1999年7月	『社会シャカイ経済ケイザイ史学シガク』	Vol.65,No.2,pp.110-112.若ワカき教養キョウヨウ市民シミン層ソウ、ドイツ青年セイネン･学生ガクセイ運動ウンドウの思想シソウの社会史シャカイシを解明カイメイすることでナチス台頭タイトウを歴史レキシ内在的ナイザイテキに理解リカイする素材ソザイを豊ユタかにした点テンを高タカく評価ヒョウカ。野田ノダ宣雄ノリオ説セツ（ナチズムと教養キョウヨウ市民シミン層ソウを対極タイキョクに置オく説セツ）の批判ヒハンが貴重キチョウな貢献コウケン。論争ロンソウの発展ハッテンを希望キボウ。
10	書評ショヒョウ：栗原クリハラ優マサ『ナチズムのユダヤ人ジン絶滅ゼツメツ政策セイサク』ミネルヴァ書房ショボウ、1997年１９９７ネン	単タン	1999年4月	『土地トチ制度セイド史学シガク』	第163号ダイ１６３ゴウ, pp.70-72. ナチズムと第二次ダイニジ大戦タイセンに関カンする研究ケンキュウを踏フまえたホロコースト研究ケンキュウに関カンするわが国ワガクニで初ハジめての本格的ホンカクテキな研究ケンキュウとして高タカく評価ヒョウカ。しかし、欧米オウベイの研究史ケンキュウシの整理セイリのし方シカタ、絶滅ゼツメツ命令メイレイの新説シンセツ（1941年１９４１ネン8月８ガツ1日１ニチ‐8月８ガツ15日１５ニチ説セツ）は、実証的ジッショウテキにも歴史学的レキシガクテキにも重大ジュウダイな問題モンダイをはらんでいることを批判ヒハン。拙著（『ソ連占領政策』）で展開した「冬の危機」説を対置。
9	書評ショヒョウ：大島オオシマ通ツウ義ミチヨシ『総力戦ソウリョクセン時代ジダイのドイツ再軍備サイグンビ』同文舘ドウブンカン、1996	単タン	1998年7月	『社会シャカイ経済ケイザイ史学シガク』	Vol．64−2,pp.122-124
8	ホロコースト・ガス室シツをめぐる論争ロンソウを契機ケイキに-歴史研究におけるインターネット利用-	単タン	1998年6月	『歴史レキシ評論ヒョウロン』	No．578，pp．45-46歴史研究レキシケンキュウにおけるインターネット利用リヨウ特集号トクシュウゴウ
7	先生センセイ教オシえて：　ｱｳｼｭｳﾞｨｯﾂで虐殺ギャクサツされた数カズは？	単タン	1998年2月	『歴史レキシ地理チリ教育キョウイク』	No.574 , pp.94-95
6	書評ショヒョウ:工藤クドウ章アキラ『イ･ゲ･ファルベンの対日戦略』東京大学出版会、1995年	単タン	平成ヘイセイ9年９ネン8月ガツ	『経営ケイエイ史学シガク』	No.32-2, pp.84-86
5	書評ショヒョウ：豊永トヨナガ泰子ヤスコ『ﾄﾞｲﾂ農村ノウソンにおけるナチズムへの道』ミネルヴァ書房、1994年	単タン	平成ヘイセイ9年９ネン1月１ガツ	『社会経済史シャカイケイザイシ学ガク』	Vol.62-5　pp.139-142
4	書評ショヒョウ：歴史学レキシガク研究ケンキュウ会カイ編ヘン『講座コウザ世界史セカイシ６必死の代案』東京大学出版会、1995年	単タン	平成ヘイセイ9年９ネン1月１ガツ	『歴史学レキシガク研究ケンキュウ』	No.693,pp.63-64
3	書評ショヒョウ･芝シバ健介ケンスケ『武装ブソウSS-もう一ヒトつの暴力ボウリョク装置ソウチ』講談社、1995年	単タン	平成ヘイセイ8年８ネン8月８ガツ	『歴史学レキシガク研究ケンキュウ』	No.687,pp｡56-58
2	書評ショヒョウ：星ホシ乃ノ治彦ハルヒコ『社会主義国家シャカイシュギコッカにおける民衆の歴史』法律文化社、1994	単タン	平成ヘイセイ8年６ネン4月１ガツ	『土地制度トチセイド史学シガク』	151号１５１ゴウ、pp.59-60
1	書評ショヒョウ：栗原クリハラ優マサル『第二次ダイニジ世界大戦セカイタイセンの勃発ボッパツ』名古屋ナゴヤ大学ダイガク出版シュッパン会カイ、1994年ネン	単タン	平成ヘイセイ8年６ネン1月１ガツ	『土地制度トチセイド史学シガク』	１５０号１５０ゴウ、pp.57-58
	�W　最近サイキンの学会ガッカイ報告ホウコク等トウ
6	独ソ戦・世界大戦の展開とホロコースト	単タン	2007年11月	10日ニチ、ロシア史シ研究会ケンキュウカイ（早稲田ワセダ大学ダイガク）
5	市大「改革」の現状−行政支配大学から真の自立的大学への道を模索して	単タン	2007年10月	27日ニチ、政治セイジ経済学ケイザイガク経済史ケイザイシ学会ガッカイ秋季シュウキ学術ガクジュツ大会タイカイ（静岡シズオカ大学ダイガク）パネル報告ホウコク
4	ベルリン（フンボルト）大学ダイガク：講義コウギ「新自由シンジユウ主義シュギの潮流チョウリュウと大学ダイガク改革カイカク」	単タン	2007年ネン	6月28日
3	シンポジウム　ホロコースト研究をめぐって	単タン	2000年7月	現代史ゲンダイシ研究会ケンキュウカイ第ダイ384回カイ例会レイカイ（青山アオヤマ学院ガクイン大学ダイガクにて、7月ガツ15日ニチ）	これまで展開テンカイしてきた栗原クリハラ説セツ批判ヒハンのポイントを紹介ショウカイ、栗原クリハラ説セツの問題点モンダイテンをアイヒマン証言ショウゲンの検証ケンショウや最近サイキンのドイツにおける研究ケンキュウによって補強ホキョウし、批判ヒハン。
2	„Internationalisierung des Yens“ und die „New Miyazawa Initiative”　-Strategie der japanischen Regierung und Wirtschaftsverbände-	単タン	1999年ネン	日独ニチドクシンポジウムDeutsch-Japanische　Wirtschafts- und　Sozialtagung（ボーフム大会タイカイ）（11月ガツ19日ニチ、20日ニチ、21日ニチ）	1996年ネン3月ガツの第ダイ10回カイ大会タイカイ（東京トウキョウ大学ダイガク・山上サンジョウ会館カイカン、および国際コクサイ文化ブンカ会館カイカンにて三日間3ニチカン）から三年目3ネンメ、今度コンドはボーフムで、グローバル化カとアジア通貨ツウカ・金融キンユウ危機キキに対タイする日独ニチドクの対応タイオウを議論ギロンした。本論ホンロンでは、日本ニホンの経団連ケイダンレンや宮沢ミヤザワ構想コウソウを紹介ショウカイし、「円エンの国際化コクサイカ」などの問題点モンダイテンを中心チュウシンに、アメリカ一極イッキョク支配シハイに抗コウする方策ホウサク、日本ニホンとアジアの連帯レンタイ、経済ケイザイの健全ケンゼンな相互ソウゴ発展ハッテンを考カンガえる場合バアイのいくつかの論点ロンテンを提起テイキした。
1	ドイツ経済ケイザイ再建サイケンの人間的ニンゲンテキ社会的基礎	単タン	1998/12/5	横浜ヨコハマ6大学ダイガク連合レンゴウ学会ガッカイ(1998年ネン12月ガツ5日ニチ）	報告ホウコク内容ナイヨウは、1998年（平成１０）度１９９８ネンド、横浜ヨコハマ6大学ダイガク連合レンゴウ学会ガッカイ「学術ガクジュツ大会タイカイ報告ホウコク」1999年１９９９ネン3月３ガツ31日３１ニチ刊行カンコウ、pp.14-24に掲載ケイサイ。
	V  競争的キョウソウテキ資金シキン獲得カクトク[科学カガク研究費ケンキュウヒ補助金ホジョキン・基盤キバン（A)/(B)/（C）]
	VI 　研究院ケンキュウイン・業績ギョウセキリスト
	20060816提出テイシュツ(研究院ケンキュウイン・研究ケンキュウ業績ギョウセキシート）			同ドウ、ワード版バン(20061212）
				(同上ドウジョウ、書籍ショセキ･論文ロンブンのページを追加ツイカ）
	20070910提出テイシュツ（研究院ケンキュウイン・新シンデータ形式ケイシキ200601-200709）
	VII 履歴リレキ
	以上イジョウ。