エクステンション講座(2010年度)
「2つの世界大戦とヨーロッパ統合」
エクステンション講座(2007年度)
「ヨーロッパ統合の到達点は何を意味するか―極端の世紀20世紀を振り返って―」
(5回連続講義:企画書)
2007年5月9日(水)18:30―20:00
講師:西川正雄・東京大学名誉教授
5月16日(水)18:30―20:00 講師:小野塚知二・東京大学大学院経済学研究科教授
5月23日(水)18:30―20:00 講師:小島 健・立正大学教授
5月30日(水)18:30―20:00 講師:木畑洋一・東京大学大学院総合文化研究科教授
6月6日(水)18:30―20:00 講師:廣田 功・新潟大学教授(東京大学名誉教授)
---------2006年度終了----------
エクステンション講座「世界の戦争と民衆」:
2006年12月5日(火)18:30-20:00
----------終了-----------
高校講座
2006年11月14日(火) 13:30―15:00
神奈川県立追浜高校(学問紹介・史学)
----------終了----------
2006年度(5月17日・水、24日・水、31日・水、6月7日・水):
エクステンション講座(生涯学習講座)
「アウシュヴィッツへの道
−「過去の克服」の世界的到達点の地平から-」
申し込みに当たっての聴講者の質問・希望など(2006年5月9日現在)
講義レジュメ等:
第3回(5月31日):感想・意見などへの応答
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企画の経過
東京ドイツ文化センターによる「過去の克服」関連企画(2006年4月6日、19:00より)
講座の趣旨:
21世紀初頭の現在、「過去の克服」の世界的到達点はなにか?
過去のたくさん克服すべき問題点のうち、強国(列強)が弱小国・地域を植民地・従属国として隷属させる帝国主義は、世界的原理として第二次世界大戦によって克服された。
すなわち、列強の帝国主義戦争は、民主主義的原理を中心に結集した勢力(そこにも帝国主義があったが)の反ファシズム(反「日独伊の後進帝国主義・膨張勢力」)の戦争(熱戦)によってしか、克服できなかった。従って、人的物的被害もまた未曾有のものであった。
それに続いたのは戦勝国の二大陣営における社会経済構築の二大原理間の対立であり、それは冷戦対抗であった。ベトナム戦争など局地的熱戦は発生し多大の犠牲をもたらしたが、列強が直接熱戦を繰り広げることはなかった。
その東西対抗が冷戦であったことは、冷戦平和の枠組みではぐくまれた自動車・テレビ・ITの普及に象徴される地球規模の人類の生産諸力・科学技術の発達、大衆消費文化・商品売買主体の市場主義・民主主義の発達とあいまって、全体主義的体制を空洞化する役割を果たした。
冷戦平和期の東側の全体主義とこれとの対抗のための西側の自由の抑圧の被害は、世界大戦期の人類の被害、熱戦がもたらした民主主義と自由の抑圧状況・被害状況とはまったく違う。
全体主義も、膨張的帝国主義の全体主義(日独伊)と防衛的後進国の全体主義(中央集権的統制主義のソ連東欧型)とでは、被害の所在が違う。(前者では、外国・外国人、後者では国内・内国人)
冷戦体制解体後の16年間に、大局的には地球上における自由と民主主義が前進したが、湾岸戦争、ユーゴ内戦、イラク戦争をはじめとする諸戦争・諸ジェノサイドが発生した。
しかし、これらは世界の強国・大国が相互にみずからの植民地・従属国を拡大するために相争った19世紀末から20世紀前半の戦争とはさまざまの次元で異なる。
冷戦体制解体後16年間の世界を振り返る時、ますますはっきりしてきたのは世界的連帯で解決していくべき地球規模の問題群であり、その平和的理性的解決(科学技術の力によるそれ)ではないのか?
世界は戦争・紛争を地域の中に閉じ込め(国際機関の力による援助等で解決を図り)、平和をもたらすために国連などの世界的調整機関で努力を重ねることが可能な状況にある。
こうした平和的解決の方向性をこそより強靭にする、というのが現在の世界の課題であり、到達点ではないか?
そのためにこそ「過去の克服」が求められるのではないか?
そして、その「過去の克服」には、過去の悲劇・真実の追究と正確な理解が前提となるのではないか?
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Text(koso)
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2005年度終了
市民講座(横浜市立大学・2006年1月26日)(リーフレット)
Am 27. Januar, dem Tag der Befreiung des KZ Auschwitz, wird seit
1996 in Deutschland den Opfern des Nationalsozialismus gedacht.
(1月27日:アウシュヴィッツ解放記念日・・・・・このことを知る人から、1月26日に市民講座を開催したのは、記念日前日を意識してか、というご質問があったが、そこまで厳密に考えたわけではなく、アーバンカレッジの都合、私の都合その他を調整した結果、たまたま61回目のアウシュヴィッツ解放記念日の前夜ということになった。しかし、結果的には、まさにアウシュヴィッツの悲劇を想起するに一番いい日となっていたようである。)
終了:
参加者からちょうだいした手書きの感想
感想集1: 感想集2: 感想集3: 感想集4: 感想集5: 感想集6:
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終了:
市民講座(東京都渋谷区・千駄ヶ谷社会教育館):2005年11月2日